JPNIC - Japan Network Information Center

日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)は1月21日、「名前衝突(Name Collisions)問題へのJPNICの取り組みについて」において「新gTLD大量導入に伴うリスク検討・対策提言専門家チーム」を設立したと伝えた。設立された専門家チームは2014年3月まで活動を継続するとしている。なお、2014年3月以降もJPNICにおける周知等の活動に関しては継続するとしている。

「新gTLD大量導入に伴うリスク検討・対策提言専門家チーム」が実施するとされている活動内容は次のとおり。

  • 新しい汎用トップレベルドメイン(gTLD)の大量導入に関する動向の把握
  • 名前衝突に関する危険性の調査や対策の検討
  • 上記に基づいた文章/対策提言の策定

これまで汎用トップレベルドメインは固定数のまま増えることがなかったため、イントラネットなどで汎用トップレベルドメイン以外のドメイン名を使ったネットワークが構築されることがあった。2013年10月から順次新しい汎用トップレベルドメインが追加されており、イントラネット内で設定した名前と、実際にインターネットで使われる名前が重複する可能性がでてきている。今回発足された専門家チームはこうした問題に対してリスクを検討し、提言をまとめるものとみられる。新しく登録された汎用トップレベルドメインは「Sunrise dates」で確認できる。