ジェーシービー(以下JCB)は17日、東日本大震災によって被災された地域の復興支援を目的に、「5のつく日。JCBで復興支援」を2月から5月の間、全12日間にわたり実施すると発表した。

同取組みは2011年からこれまで3回実施してきたが、被災地での本格的な復興・再生には今後も支援の継続が求められている現状を踏まえ、顧客とともに復興支援に取り組んでいきたいとの想いから今年も実施するとしている。

「5のつく日。JCBで復興支援」は、毎月「5日」「15日」「25日」のJCBカードの利用1回につき1円を被災地域への支援金としてJCBが拠出するもので、会員はJCBカードで買い物するだけで、自らの負担なく、被災地域の復興支援を行うことができるという。同取組みは、これまで2011年8月から10月および2012年2月から4月、2013年3月から5月の計3回実施していて、多数のJCBカード会員に賛同を得た結果、累計約1億2600万円を被災地復興の支援金として拠出したとしている。

同取組みによる支援金は、これまでと同様、公益社団法人日本フィランソロピー協会に寄付し、復興支援に活用してもらう。これまでの支援金は、同協会を通じてNPO法人など計37団体に寄付され、被災者の自立支援やコミュニティ再生、子どもの健全育成、地域文化や産業の振興などの目的に利用されているとしている。

JCBは、今後も、会員・加盟店・カード発行会社など幅広いネットワークを活かし、本業を通じた復興支援に継続して取り組んでいくとしている。