『劇場版魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』キービジュアル

「第37回日本アカデミー賞」各部門の優秀賞が16日、都内で発表され「優秀アニメーション作品賞」に計5作品が受賞を果たした。

受賞作は『かぐや姫の物語』『風立ちぬ』『キャプテンハーロック』『劇場版魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』『ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE』の5作品。興行収入では、昨年引退を発表した宮﨑駿監督の『風立ちぬ』が100億円を突破して圧倒的な差をつけているが、2011年公開『映画けいおん!』を抜いて、深夜アニメの劇場版としては史上最高額となった『魔法少女まどか☆マギカ』、ベネチア映画祭で大喝采を浴びた松本零士原作の『キャプテンハーロック』、スタジオジブリ作品で高畑勲監督の『かぐや姫の物語』、クロスオーバー作品第2弾『ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE』と、昨年に負けず劣らずの名作が揃っている。

3月7日にはこの5作品の中から「最優秀アニメーション作品賞」が発表される。「優秀アニメーション作品賞」は2006年に設立され、過去には、2006年『時をかける少女』、2007年『鉄コン筋クリート』、2008年『崖の上のポニョ』、2009年『サマーウォーズ』、2010年『借りぐらしのアリエッティ』、2011年『コクリコ坂から』、2012年『おおかみこどもの雨と雪』が受賞している。

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