日本鉄道テーマ検定実行委員会は3月9日、第3回「鉄道テーマ検定」を東京・大阪・名古屋・札幌・福岡の5会場にて実施する。

第3回「鉄道テーマ検定」のテーマは「在来線特急」

同検定は、毎回異なる出題テーマを設定し、公式テキストで取り上げた内容を中心に出題。テーマを絞ることで勉強する範囲が限定されるため、鉄道ファンのみならず幅広い層が楽しんで受験できるという。2012年5月、「新幹線」をテーマに初めて実施。同年12月には、「ブルートレインと現役寝台特急」をテーマに第2回検定を開催している。

今回行う第3回検定は、「在来線特急」がテーマ。JR・旧国鉄の在来線昼行特急から、花形列車・特急列車の車両、運転系統、サービス、歴史、停車駅に関する内容が出題範囲となる。新幹線やブルートレインをはじめとする夜行列車は出題範囲外だが、JR(旧国鉄含む)に特急として乗り入れる私鉄車両や、ミニ新幹線は範囲に含むとのこと。試験時間は60分で、マークシート4者択一方式で100問を出題する。

今回の検定では、公式テキストで勉強していれば鉄道ファンでなくても合格できるレベルとされる3級と、日頃から鉄道雑誌などを愛読している鉄道ファンなら合格できる2級の試験を実施。さらに、第2回検定の2級合格者を対象とした「ブルートレインと現役寝台特急」1級検定も同時に実施する。3級は全100間中約60問以上の正答で、2級と1級は全100間中約70問以上の正答でそれぞれ合格となる。なお、「在来線特急」1級の検定は、今回の2級合格者を対象に、今年秋に開催する第4回検定時に実施する予定。

受験料は、3級4,800円、2級5,400円、3級・2級併願9,800円。高校生以下は割引となる。1級は一律7,000円。申込締切日は2月5日で、鉄道テーマ検定公式ウェブサイトもしくは書店店頭などにて受け付ける。公式テキスト「鉄道テーマ検定在来線特急公式テキスト」は、学研パブリッシングから税別1,500円で発売中。