特撮作品『ウルトラマン』シリーズの怪獣をテーマにした居酒屋「怪獣酒場」が、2014年3月中旬に神奈川県・川崎市のJR川崎駅前に1年間の期間限定でオープンすることが明らかになった。

「怪獣酒場」が2014年3月中旬、JR川崎駅前にオープン

「怪獣酒場」は、ヒーローたちを相手に時に健闘し、時にこてんぱんにされるウルトラ怪獣たちが夜な夜な憂さを晴らし、気力を養って明日への新たな悪巧みをする場所。今まで世を忍んで営業してきたが、このたび一部の時間帯を地球人にむけて開放され、宇宙人・怪獣連合代表のバルタン星人より、声明も発表されている。


報道関係各位
宇宙人・怪獣連合 代表 バルタン星人

ワレワレは、偉大なる宇宙人・怪獣諸氏のための憩いと議論の場として密かに運営していた「怪獣酒場」を、キミたちが「地球」と呼ぶこの星「M240惑星」の住人達に、期間限定で一部開放(※地球初出店)することとなった。

場所は川崎という地区だ。働き者たちが集まると聞いている。うまい酒で日ごろの疲れを癒しに来るが良い。開放時期は、地球時間で、2014年3月中旬を予定している。
詳しくは、わが配下のモノに訪ねよ。
「※キエテ・コシ・キレキレテ」など、つたない宇宙語で話しかける必要は無い。ワレワレは地球語でおkだ。

なお、当件、ウルトラ戦士および地球防衛軍関係者には、くれぐれも告げるべからず。
(Y)o¥o(Y) フォッフォッフォッフォッ

※「キエテ・コシ・キレキレテ」:『ウルトラマン』第2話で、科学特捜隊のイデ隊員が、バルタン星人に呼びかけようとした宇宙語。「僕、君、友達」を意味する。


店内には、怪獣たちが利用した痕跡があちこちにあり「愚痴って、騒いで、憂さ晴らしをしたもの」「今度こそはと奮起するもの」「地球侵略を企てる者」「ヒーロー対策を練るもの」「あきらめていっそ開き直るもの」そんなさまざまな性格をもつ怪獣たちが残した足跡が残っているらしい。メニューや、内装、小物など、そこかしこに思わずニヤッとしてしまうような、隠し技が仕込まれ、大人になった"永遠の少年たち"が、飲んで騒いで楽しめる場所。そして、活力や元気を女性たちに先行されがちな男性が、元気になれる場所――そんな居酒屋を目指しているという。

川崎という立地については、円谷プロダクションが次の半世紀を迎えるこの記念すべき年、市内各所がロケ地としてもたびたび登場するなど、『ウルトラマンシリーズ』に縁の深い場所。営業時間は16:30~23:00(ラストオーダー22:30)となる。詳細は「怪獣酒場」公式サイトまで。

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