東芝は1月16日、液晶テレビ「レグザ」の新シリーズ「S8」を発表した。ラインナップは「40S8」「32S8」「23S8」の3モデル。発売は40S8が2月下旬、32S8が1月24日、23S8が2月上旬。価格はオープンで、推定市場価格は40S8が85,000円前後、32S7が60,000円前後、23S8が43,000円前後。

左が「40S8」で、右が「23S8」

3モデルとも液晶パネルはVA方式で、40S8のみフルハイビジョンパネル。バックライトはLEDで、32S8のみ直下型、40S8と23S8はエッジ型を採用している。映像エンジンは「レグザエンジン」で、部屋の明るさによって自動的に画質をコントロールする「おまかせオートピクチャー」を搭載。色温度は1,024段階、ダイナミックガンマは128段階、明るさは100段階で自動調整する。また、ゲーム機を接続した場合に遅延を少なくし、ゲームにマッチした画質にする「ゲームダイレクト」モードも装備している。

内蔵しているチューナーは地上/BS/110度CSデジタル×1基。USB HDDへの録画機能を利用できる。0.3秒で起動する「高速レグザ番組表」を搭載。また、番組表から番組を選び録画ボタンを押すだけで予約が完了する「一発録画・予約」機能も採用されている。

録画した番組は、未視聴番組別・ジャンル別・連ドラグループ別に表示可能。録画リストにはサムネールも表示される。また、録画時に、番組とCMの間に自動的にチャプターマークを入れる「マジックチャプター」機能も採用されている。

入力インタフェースはHDMI×2系統、ビデオ入力×1系統を装備。出力インタフェースは光デジタル音声×1系統、ヘッドホン×1系統を装備する。本体サイズは、40S8がW927×D194×H588mm、32S8がW734×D180×H4489mm、23S8がW545×D163×H388mm。質量は、40S8が10kg、32S8が6.5kg、23S8が3.5kg(いずれもスタンド込み)となっている。定格消費電力(年間消費電力量)は、40S8が71W(52kWh/年)、32S8が61W(42kWh/年)、23S8が41W(31kWh/年)。