富士フイルムは1月15日、「チェキ」の愛称で親しまれるインスタントカメラ「instax」シリーズの関連商品としてスマートフォン用プリンター「instax SHARE SP-1」を発表した。発売は2月15日で、価格はオープンとなっている。推定市場価格は19,800円前後。

「instax SHARE SP-1」

同社では従来より、「チェキ」の愛称で親しまれてきたインスタントカメラ「instax」シリーズを展開している。今回、撮ったその場で印刷できるチェキの手軽さと、撮影後にアプリで加工できるスマートフォンの利便性を活用できる新製品としてSP-1をリリースした。本機は、スマートフォンと無線LANで接続できるようになっており、スマートフォンで撮影した画像を約16秒という速さでワイヤレス印刷することが可能だ。

本機との連携用に専用アプリが用意されており、撮った場所や天気、温度、湿度が一緒にプリントされる「リアルタイムテンプレート」、通し番号を印字して限定感のあるプリントが可能な「リミテッドテンプレート」などの機能を利用できる。

使用するフィルムサイズは86×54mm、プリント画素数は640×480ドット(プリント解像度:10ドット/mm、254dpi)、プリント可能な画像フォーマットはJPEG、無線LAN規格はIEEE802.11b/gとなっている。電源はリチウム電池CR2×2本ないしACアダプター(別売)で、プリント可能枚数は約100枚。

サイズはW101.6×D122.5×H42mm、重量は253g(電池、フィルム別)だ。