クラウドファンディングで3Dプリンタの資金調達に成功 - ボンサイラボ

きびだんごは1月15日、クラウドファンディング型ECサイト「kibidango(きびだんご)」にて、ボンサイラボが立ち上げた3Dプリンタ「BS01 BONSAI Mini」の製造・販売プロジェクトで約1050万円(達成率525%)を集めることに成功したと発表した。また、関連する消耗品のEC売り上げ約140万円を加算すると、このプロジェクトで集まった金額の合計は1190万円強となるという。

実施されたクラウドファンディングは、Webページを見た同製品の支援者から集まった資金が目標金額に達すると成功となり、支援者に同製品が届く仕組み。2013年12月6日から12月27日まで開催された。

同製品は、筐体サイズが250mm×250mm×270mmとコンパクトな設計、ウォームグレー、オフホワイト、フレッシュ・ベリー、アクアブルー、アップルグリーンと全5色、価格が7万9800円(限定価格、組立キットモデルの場合)で他の3Dプリンタと比べて安価といった特徴がある。また、海外製の3Dプリンタが多い中で、日本製・日本語マニュアルにもこだわっている。同社はこれらが多くの人に支持された理由として分析している。

そのほかの仕様は、造形方式が熱溶解積方式、最大造形サイズが150mm×130mm×100mm、ノズル径が0.2mm～0.5mm、積層ピッチが0.1mm推奨(今後オプションでデュアルヘッドに対応、2014年3月予定)、重量は5kg、対応OSはWindows 7以上、Mac OS X、対応ソフトウェアがRepetier Host、Slic3rなど。