ファイル転送の「MTP」と「MSC」はどう違うの? - いまさら聞けないAndroidのなぜ

 

多種多様な候補から自分好みの端末を選択でき高度なカスタマイズが可能、それがAndroidの魅力であり強みです。しかし、その自由度の反面わかりにくさを指摘されることもありません。このコーナーでは、そんな「Androidのここがわからない」をわかりやすく解説します。今回は、『ファイル転送の「MTP」と「MSC」はどう違うの?』という質問に答えます。

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Android 3.1以降、パソコンとUSB接続したときには「Media Transfer Protocol(MTP)」というファイル転送方式も選択できるようになりました。Android 3.0以前は、USB大容量ストレージ(Mass Storage Class、MSC)として接続するしかありませんでしたが、現在では端末メーカーの裁量でMTPもサポートされています。

MTPのメリットとしては、パソコンと接続したときAndroid側でメモリカードを無効化(アンマウント)する処理が不要になったことが挙げられます。MTPで接続した場合、パソコン側からAndroid端末の領域はネットワークドライブのように認識され、ファイル/フォルダは変わらず読み書きできますがその下にあるファイルシステムを意識する必要がありません。

MTPで接続すれば、パソコンと接続している間でも、メモリカードへのアクセスが必須のアプリを動作し続けることができます。カメラやサウンドプレイヤーといった容量の大きいファイルを扱うアプリの多くは、SDメモリカードへのアクセスを前提としているため、MSCで接続するときは終了しなければなりませんが、MTPではパソコンに接続しても使い続けることができます。

一方のMSCは、パソコンが直接メモリカードを読み書きします。パソコンに直接接続したUSBメモリカードと大きな違いはなく、MSC接続時におけるAndroid端末はメモリカードリーダ/ライタに近い存在となります。そしてMSCで接続しているときは、Android端末側からメモリカードを読み書きすることはできません。

ただし、MTPはもともとMicrosoftが策定した仕様という事情もあり、OSレベルでサポートするのは現在のところWindowsのみです。OS Xでは「XNJB」などサードパーティー製ツールを利用することになります。

Android 3.1以降の端末でパソコンとファイル転送する場合、「MTP」で接続すればアプリ終了などの手間がかかりません

(記事提供: AndroWire編集部)

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