日本ヒューレット・パッカードは10日、NVIDIA Tegra 4とAndroid 4.2を搭載した7型タブレット「HP Slate7 Extreme」を発表した。本体カラーはシルバーの1色で、直販サイト「HP Directplus」および大手量販店にて1月下旬より発売する。店頭予想価格は24,800円前後の見込み。

HP Slate7 Extreme

従来モデル「HP Slate7」の後継となり、SoCがARM A9 Dual Core(1.6GHz)からNVIDIA Tegra 4(1.8GHz)となった。これにより、CPU性能で約230%、GPU性能で約130%のパフォーマンスアップを果たしたという。

そのほか、メモリはDDR3L 1GB、ストレージは16GB eMMC、通信機能はIEEE802.11b/g/n対応無線LANとBluetooth 3.0、7型のタッチ液晶ディスプレイはIPS方式で解像度が1,280×800ドット。センサー類は、GPS、加速度センサー、デジタルコンパス、周辺光センサー、ジャイロスコープを備える。

カメラは前面がVGA、背面が約500万画素で、HDR(High Dynamic Range)を搭載。肉眼で見たままに近い写真を撮れるほか、720p/120fpsスローモーション動画の撮影や簡単なレタッチが可能な高機能カメラアプリを付属している。

パッシブ式のスタイラスペンも付属し、ペン先が2mmと細いので使いやすい。スタイラスペンを本体から取り外すと、自動的に「パームリジェクション」が機能し、手のひらとペン先を区別するようになる。手のひらが画面に触れても「タッチ」と認識しにくくなり、誤入力を防ぐ。

インタフェース類は、microSDカードスロット(最大32GB)、microUSB、microHDMI出力、ヘッドホン出力/マイク入力コンボ。本体前面には、NVIDIA PureAudio フロントデュアルスピーカー(バスレフポート付)を配置している。本体サイズは約W120×D200×H9.4mm、重量は約350g(付属のスタイラスペンを含む)。バッテリ駆動時間は約8時間。