iSense

米3D Systemsは7日(現地時間)、iPad用の3Dスキャナ「iSense」を発表した。米・ラスベガスで開催中の「2014 International CES」(CES 2014)にて展示。米国価格は499ドル(約52,322円、1ドル104円換算)で、2014年の第2四半期に世界向けに発売する。

iSenseは、iPadに装着し、カメラで撮影した物体を手軽に3Dデータ化できる3Dスキャナ。米Occipitalが開発したStructure Sensor技術を利用し、3Dデータ化したい物体の周りを歩いて撮影していくと、周囲の環境まで含めて、本物に近い3Dデータが数秒で作成できるという。

同社が提供するハンディ型3Dスキャナ「Sense 3D scanner」と同じ直感操作できるソフトウェアを搭載するほか、「Structure Sensor」用に作成されたアプリケーションと互換性があるとのこと。製品は、同社直販サイト「Cubify.com」や各国の小売店で、2014年の第2四半期に提供予定となっている。

Occipitalの「Structure Sensor」の紹介ページ。「Structure Sensor」用アプリは多岐に渡りそうだ