1月18日に公開される特撮映画『獣電戦隊キョウリュウジャーVSゴーバスターズ 恐竜大決戦! さらば永遠の友よ』のスペシャルイベント&完成披露上映会舞台あいさつが7日、東京・新宿バルト9で行われ、山下真司、竜星涼、丸山敦史、鈴木勝大ら主要キャスト陣が登壇した。

前列左から今野鮎莉、塩野瑛久、金城大和、斉藤秀翼、馬場良馬、小宮有紗、後列左から丸山敦史、竜星涼、山下真司、鈴木勝大

本作は、最新作と前年度に放映された2つのスーパー戦隊が夢の共演を果たす「スーパー戦隊VSシリーズ」の最新作で、現在クライマックスに突入した『獣電戦隊キョウリュウジャー』と昨年2月まで放送された『特命戦隊ゴーバスターズ』のクロスオーバー作品。さらに今回は、2003年放送開始の『爆竜戦隊アバレンジャー』と1992年放送開始の『恐竜戦隊ジュウレンジャー』がゲスト参加し、恐竜をモチーフとした歴代戦隊が集結。これまでの悪の組織の復讐の念が加わった悪の連合軍の手により、キョウリュウジャーたちに史上最大の危機が訪れる。

今回のスペシャルイベントは、完成披露上映会が1月7日の人日の節句に行われることにちなみ、出演キャストが縁起のいい七草がゆを食べて作品のヒットを祈願するというもの。イベントには『獣電戦隊キョウリュウジャー』から竜星涼、斉藤秀翼、金城大和、塩野瑛久、今野鮎莉、丸山敦史、山下真司、『特命戦隊ゴーバスターズ』から鈴木勝大、馬場良馬、小宮有紗が出席した。

竜星演じる桐生ダイゴの父・ダンテツを演じ、62歳にして戦隊ヒーローに変身する山下は、「最初は(竜星が)しっかり目を見てくれなかったが、今はすっかりファミリーみたいに打ち解けて熱いお芝居ができるようになったね。映画の見どころは、ちらっと登場してる俺! 朝早い撮影で眠かったから自分があんまり爺でびっくりしたけど、映画は素晴らしい出来だよ!」と笑いを誘った。七草がゆについては「あんまりアツアツではなかったな。でも午年だけに、馬鹿ウマだ!」と食いしん坊らしい名調子を聞かせていた。

『キョウリュウジャー』チームは、劇場版の黒と金を基調にしたクールな新衣装で登場。竜星は「やっとこの映画を見てもらえる日がきました。TVシリーズを最後まで見てもらって、ウマくシリーズを締めくくりたいと思います」とあいさつ。丸山は「歴代の恐竜戦隊に『ゴーバスターズ』さんが加わり、出演者とファンの皆さんの絆で最高の作品になりました。ぜひ宣伝してください」とアピールする。金城はトレードマークのアフロ風ヘアをさっぱりとイメージチェンジし「本編では違う頭です!」としきりに強調。今野は衣装に合わせたややアダルトなメイクに「なんかテンション上がりますね。いつもはかわいい系が多いので、内面から変わってお気に入りです」とうれしさをみせ、斉藤は「坂本監督に撮ってもらって、火薬たくさん使ったアクション満載の作品になっています」、塩野は「終わった後のダンスも『キョウリュウジャー』と『ゴーバスターズ』が合わさったスペシャルバージョンです!」と、それぞれに見どころを語っていた。

そして『ゴーバスターズ』組が久々のゴーバス衣装で登場すると、観客からは「おかえり!」の声が飛んだ。鈴木は「たくさんの方に集まってもらってうれしいです。自信を持って面白いと言える作品、ぜひ楽しんで帰ってください」とあいさつ。馬場は「一年ぶりにこの制服に袖を通して、現役の『キョウリュウジャー』と一緒に戦えてうれしかったです。一秒一分、ドライアイになるまで目を見開いて見てください!」と独特の言い回しで感慨を語った。小宮は「今回はサブタイトルが恐竜大決戦なので、いい意味で『ゴーバスターズ』がスパイスになっていると思います!」とアピールしていた。

さらにスペシャルイベント後の舞台あいさつには、坂本監督も登場。「『ジュウレンジャー』や『アバレンジャー』は海外版に関わっていて思い入れがあります。『キョウリュウジャー』は一年間携わってきた家族のような作品です。『ゴーバスターズ』については撮影前に一生懸命勉強して、ファンの皆さんに怒られないように格好良く撮ったつもりです。変身前のみんなにもかなりアクションをやってもらいました」と感慨深げに話していた。

『劇場版 獣電戦隊キョウリュウジャーVS特命戦隊ゴーバスターズ 恐竜大作戦! さらば永遠の友よ』は1月18日公開。