東京スター銀行は7日、店舗のバリアフリーに向けた取組みの一環として、富士通のATM「FACT-V X200」(以下、新型ATM)を同行の全店舗に設置したと発表した。

新型ATMは、操作姿勢に合わせた滑らかな曲線のデザイン「ウェーブフォルム」を採用。これにより、足元のスペースが大幅に拡大したほか、テーブルの先端がグリップ形状でつかみやすくなるなど、特に車椅子の利用者にとって使いやすさが飛躍的に向上したという。

新型ATM「FACT-V X200」

また、備え付けのハンドセットおよび音声ガイダンスを利用することで、視覚に障がいがある顧客もATMを操作できるようになった。

新型ATM「FACT-V X200」

装置各部において電力の省力化を徹底。消費電力を従来機と比べて約40%削減することにより、環境への負荷を低減した。このほか、分かりやすく操作誘導するやさしい光と音、着衣が触れていてもスムーズに操作できるタッチパネルなど、細部にわたり工夫を施した。

同行は今後も、全ての顧客が利用しやすい銀行を目指し、店舗のバリアフリー化を推進していくとしている。