ソニー銀行は6日、決済サービスの強化を目的に2240万人(2013年3月末現在)の会員数を有する三井住友カードと提携し、10日振替分より同社との口座振替を開始すると発表した。

このたびの口座振替開始により、顧客は三井住友カードが発行するクレジットカードの利用代金を、ソニー銀行の円普通預金口座から自動で引き落として支払うことが可能となるという。引き落とし銀行の設定手続きは、当初2週間は書類を介す必要があるが、20日からは三井住友カードのWEBサイトから直接設定できるとしている。

ソニー銀行は今後、口座振替の提携先を順次拡大し、口座の利便性を高めているという。個人の顧客の資産運用ニーズに加えて、各種クレジットカードなどの口座引き落としに対応することで決済ニーズにも積極的に応え、より多くの顧客に利用できる銀行を目指しているとしている。