(c)Keiji Ito

TETOKAは、1980年代前半から、アートディレクションやグラフィックワーク、映像などを通じて作品を発表してき伊藤桂司の個展「コは切貼のコ/ C IS FOR COLLAGE」を開催している。開催期間は2月2日まで、開場時間は16:00~23:00。会場は東京都・神田のオルタナティブスペース「TETOKA(手と花)」。入場無料。

同展では、蚤の市で見つけた大小さまざまなフレームに合わせて制作した新シリーズと、過去の作品を今回の個展のためにリミックス/リマスターした作品群を発表している。

また、伊藤の作品は、モチーフを重ね、削り、歪ませ、結合する、イメージのコラージュとサンプリング、リミックスによって生み出されており、その中には、さまざまな時代のアイコン、不特定多数のキャラクター、アナログとデジタルのモチーフ、現実と非日常が混在する。フォーマットを限定せず、多様な素材と表現手段を即興で組み合わせることにより、場面にリズム、拍子、間、反復などの音楽的特性が生まれ、見る者を独自の世界へと引き込む。