あぐらになって座り、両手を組んで前に伸ばしてから胸を開くて背中を伸ばす

整体師の大山奏です。寒くなり、布団の中から抜け出すのが一苦労な季節がやってきました。腰も背中もガチガチに固まり、辛い日々を過ごしている人も多いのではないでしょうか。今回は腰への負担を減らし、背中の筋肉を緩めるストレッチを紹介します。

背中緩めストレッチ

Step1:背を伸ばし、あぐらをかいて座る

Step2:両手を前で組んで伸ばし、腰から背中を後に引く

Step3:両手を後につき、胸を広げて肩甲骨を寄せる

ポイントは、お尻の骨から動かすことです。手を前に出した時には、お尻の前側に重心を置いておなかを身体の内側に引き込みます。手を後ろについた時には、お尻の後ろ側に重心を置きます。お尻の骨から動かすことによって股関節への刺激も加わり、腰痛改善効果が高まりますよ。

背中の余分な老廃物も流す!

寒くて固まっている背中には、老廃物もたまりやすいです。気づかない内に、背中に脂肪がつきやすくなっているのです。大きく背中の筋肉を動かすことで、老廃物を流れやすくして、余分な脂肪をためないようにしましょう。

腰に負担のかからない座り方を

このストレッチを行う時には背筋を伸ばし、骨盤の上に背骨が無理なく乗っているイメージをもちます。腰を前後に動かした後、一番楽な重心の位置を探してみてください。その場所をマスターすることによって、腰に負担のかからない生活が送れます。

年末の大掃除などで重たい物を持つ時には、どうしても腰や背中に負担がかかってしまいます。無理をせず疲れを十分に取りながら、一年を気持ちよく締めくくりましょう!

筆者プロフィール : 大山 奏(おおやま かなで)

スピリチュアルと運動が好きなアウトドア系ライター。整体師。癒やしを与えられる人になろうとアロマテラピーインストラクター・セラピストへ向けて勉強中。ストレス解消法は神社巡りと滝行。スピリチュアル系雑誌の執筆から脳科学・恋愛記事まで、興味のあるものには迷わず挑戦している。ブログでは日々の出来事を思うままにつづっている。

「ひよっこライター大山奏」