小田急電鉄、箱根登山鉄道、箱根観光船、箱根ロープウェイの小田急グループ4社は2014年1月から、全線で駅ナンバリングを導入する。

小田急電鉄8000形

導入の理由について同社は、「近年増加する外国人のお客さまをはじめ、より便利でわかりやすく小田急線・箱根登山線・箱根ロープウェイ・箱根海賊船をご利用いただくため」と説明。路線を表すアルファベット2文字と各路線の通し番号(2桁)の組み合わせとする。

路線を表すアルファベットは、小田急小田原線、箱根登山線、箱根ロープウェイ、箱根海賊船が「OH」、小田急江ノ島線は「OE」、小田急多摩線は「OT」。新宿駅は「OH01」、片瀬江ノ島駅は「OE16」、唐木田駅は「OT07」、箱根湯本駅は「OH51」に。小田急線は青色、箱根登山線・箱根ロープウェイ・箱根海賊船は赤茶色での表記となる。1月以降、駅構内の駅名標に順次掲出するほか、小田急線内では駅・車内の路線図でも使用する。今後は各案内パンフレットやウェブサイトでも駅ナンバリング表記を進めていく予定だという。