富士ゼロックスシステムサービスは12月26日、東京都足立区に「住民関連業務アウトソーシングサービス」を提供し、2014年1月6日から、足立区役所にて同社スタッフによる戸籍届書の入力や窓口応対などの委託業務を開始すると発表した。

足立区へのサービス提供範囲は、戸籍や住民票など届書の異動処理や窓口での証明書発行など。

同社は、2004年に行政業務のアウトソーシング事業に参入し、これまでに16自治体23拠点において入力処理や窓口業務を支援しており、今回は同社として過去最大規模でのサービスインとなる。

同社は、業務プロセスの見える化や、スタッフの導線に配慮したファシリティ設計などのサービス設計から担当し、11月にはサービス開始に先立って1F待合スペースのレイアウト変更を支援しており、これまでの戸籍住民課と中央本町区民事務所の2つの窓口を統合し、受付時間の短縮を図っている。

パーティションを配置した足立区役所の戸籍窓口

足立区役所の待合スペース

同社では、今後も証明書発行のスピード向上など業務改善を継続し、成果保証型のサービスとして、足立区の行政業務の効率化を支援するとしている。