電通国際情報サービス(以下、ISID)は12月25日、大手企業向け統合人事パッケージ「POSITIVE(ポジティブ)」の販売チャネル拡大に向け、日本電気(以下、NEC)と販売代理店契約を締結したと発表した。

「POSITIVE」概要図

「POSITIVE」は、人事・給与・就業管理の効率化から戦略的人材マネジメントまで、あらゆる人材管理ニーズに対応する大手企業向け統合人事ソリューションで、中堅企業向けのパッケージ「STAFFBRAIN(スタッフブレイン)」と合わせ、約1,400社への導入実績がある。

これまでISIDでは、間接販売を主とする「STAFFBRAIN」に対し、「POSITIVE」は直接販売を中心に展開してきたが、昨今のグローバル化の進展やビジネスモデルの変化に伴い、業種業界を問わず人事システムへの要求の高まりに幅広く応えるため、英語対応、人材データ分析機能の強化、マルチデバイス対応やクラウド版の提供など、「POSITIVE」の機能・サービス面の強化充実を図るとともに、販売チャネルの開拓を進めてきた。

今般提携したNECは、みずほ情報総研、JFEシステムズに続く3社目の「POSITIVE」販売代理店。これらの代理店はいずれも、ソフトウエアの販売体制だけでなく、「POSITIVE」を中核とするISIDのHRM(Human Resource Management)ソリューションに関する高度な技術力と専門性を備えており、導入・開発から運用支援まで、高品質なサービスを提供することが可能。

ISIDは同提携により、NECの全国規模の販売網と顧客チャネルを生かし、「POSITIVE」をより多くの顧客に提供するとともに、代理店各社との連携を一層強化し、企業における大規模人事システムの構築を、確かな技術とサービス体制で支援していく。

ISIDは今後も、「POSITIVE」および「STAFFBRAIN」をコアとするHRMソリューションのさらなる強化を図り、多様化する企業の人材管理ニーズに的確に応えるITソリューションを提供していく。