東京糸井重里事務所は、Webサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」上にて、2014年1月11日公開のアニメーション映画『ゴールデンタイム』の試写会を実施する。開催日時は12月26日 20:00~/21:00~。上映時間は約23分。

映画『ゴールデンタイム』は、2009年に第81回米国アカデミー賞短編アニメーション賞を受賞した『つみきのいえ』を生み出したクリエイティブ・プロダクション「ロボット」によるアニメーション作品。1980年代の日本を舞台としており、長年使われてきた1960年代製の家具調テレビが主人公で、ある日廃品置き場に捨てられてしまったテレビが捨てられたことを受け入れられず、廃品置き場からの脱出を試みるというストーリー。ちなみに、同作品は平成25年度[第17回]メディア芸術祭優秀賞を受賞している。

このたび実施される試写会では、「ほぼ日刊イトイ新聞」の特設ページにて、劇場公開前のアニメーション映画『ゴールデンタイム』をノーカットで、かつ計2回の配信を行う。作品の配信にはUstreamを用いる。この試みは、同作品のプロデューサーや稲葉卓也監督の「とにかくこの作品を多くの人に観てほしい」という想いから実現したということだ。

なお、同作品は2014年1月11日より、東京都写真美術館ホールにて、『つみきのいえ』、ならびに白組のコマ撮りアニメーション映画『タップ君』と共に上映される。上映スケジュールについては同館のWebページを参照してほしい。