東京メトロとJR東日本、小田急電鉄はこのほど、2014年3月15日に東京メトロ千代田線、JR常磐線(各駅停車)、小田急線で実施するダイヤ改正について発表した。

常磐線を走るE233系2000番台の代々木上原行

現在、平日・土休日ともに千代田線綾瀬~代々木上原間は日中約6分間隔、JR常磐線(各駅停車)は日中約12分間隔で運転。来年3月のダイヤ改正で、千代田線において1時間あたり2往復増発され、うち1往復は常磐線へ直通運転を行う。これにより、千代田線は日中5分間隔、常磐線(各駅停車)も日中10分間隔の運転に。常磐線の列車増発により、武蔵野線との接続時分も3~7分程度に改善される。

千代田線ではその他、平日朝8時台の霞ヶ関行の電車1本を、代々木上原駅まで延長運転。土休日の夕方にも、綾瀬~代々木上原間で列車を増発する。北綾瀬~綾瀬間の区間列車は、平日・土休日の日中・夜間時間帯に1時間あたり2往復増発。現在の約15分間隔から約10分間隔の運転となる。

小田急電鉄のダイヤ改正では、千代田線・JR常磐線へ乗り入れる列車を1本増発(唐木田駅8時10分発急行、我孫子行)するほか、平日朝8時台の小田原発新宿行の急行を快速急行に変更し、町田~新宿間の所要時間を現行の46分から42分に短縮する。多摩線は平日朝に唐木田発新百合ヶ丘行の急行(唐木田駅6時0分発)を増発。一部の各駅停車などで10両編成での運転を実施する。土休日には、新宿駅を23時30分に発車する特急ロマンスカー「ホームウェイ23号」(本厚木行)と、新宿駅0時20分発の相模大野行準急を増発する。