NTTレゾナントはこのほど、クラウド経由でスマートフォン端末実機をレンタルして検証作業を行えるサービス「Developers AppKitBox - Remote TestKit」において、ブラウザ上で操作できる「Remote TestKit web版」のベータ提供を開始した。

Web版では、クライアントPCへ専用のソフトウェアをインストールせずに、Web上で「Remote TestKit」を利用できる。従来のクライアント版は主に開発者の利用を想定し、開発時の利便性に重点をおいたサービスになっていたが、Web版はWebデザイナーやサービスプランナーなども利用しやすくなっている。

また、ひとつの登録アカウントでクライアント版とWeb版の両方を利用できるため、用途に応じて使い分けることも可能。同社は来年2月の本格提供開始を目指すとしており、ベータ提供期間中はクライアントソフト版と合わせて無料の体験サービスも提供している。

Web版の対応ブラウザはGoogle Chrome最新版のみで、本格提供時には対応ブラウザの拡大が予定されている。