マイクロアドは12月20日、ディスプレイ広告の統合管理プラットフォーム「MicroAd BLADE」のサービスエリアを拡張し、アジア太平洋地域(APAC)全域への広告配信を可能にする新しいネットワークサービス「BLADE-APAC-NETWORK」の提供を開始することを発表した。

これまでマイクロアドは、中国 / 香港 / 台湾 / インドネシア / シンガポール / ベトナム / インドの7ヵ国に11の拠点を設け、「MicroAd BLADE」の販売活動を行ってきた。「MicroAd BLADE」の日本国内での導入社数は2013年8月時点で5000社を超え、APAC諸国での導入社数は2013年11月時点で500社を突破している。

「MicroAd BLADE」配信各国の広告在庫数(発表資料より)

同社は、海外展開を推進している日系企業や欧米企業による日本を含むAPAC全域への広告配信のニーズが高まっていることなどをふまえて、「BLADE-APAC-NETWORK」の提供開始を決めたという。

同サービスを利用することで、広告主は言語・通貨の問題を超えて、同社がAPAC全域に保有する膨大な広告在庫への配信を一元的に管理できる。

同社は今後、さらなる技術の発展とサービスの拡充に努め、2014年12月までに売上高20億円を目指すとしている。