映画『ハンガー・ゲーム2』の日本語吹替え版の完成披露舞台あいさつが21日、東京・TOHOシネマズ六本木で行われ、声優を務めた水樹奈々、神谷浩史、中村悠一、前野智昭が出席した。

映画『ハンガー・ゲーム2』の日本語吹替え版の完成披露舞台あいさつに出席した水樹奈々

生き残りをかけたサバイバル・バトルを描く同作は、2012年に公開された『ハンガー・ゲーム』の第2弾。独裁国家パネムが開催する“ハンガー・ゲーム”は、12の地区から若い男女をプレイヤーとして選出し、最後の1人になるまで戦わせるサバイバル・コンテスト。前回大会でゲームの勝者となって生き残ったカットニスは、国家に対する反乱のシンボルとされ、歴代勝者が戦うゲームに参戦させられる――というストーリーで、映画は27日から全国公開予定。

「炎の少女のイメージだから赤にしました」と真っ赤なミニワンピースで登場した水樹は、前作に引き続き、主人公のカットニスを演じ、「大事な人のために命を懸けて戦っているから、ヒロインというよりもヒーロー。より強くなって男前度もパワーアップしていて、憧れます」とにっこり。そんなカットニスとパートナーを組むピーター役の神谷は、「前回から思ってたけど、ピーターはヒロインじゃないかと。"ピーター姫"ですね」と苦笑いし、「前半はゲームに勝った人たちがどうなっていくのか丁寧に描いていて、後半は怒涛の展開だった。こういう世界観は気合が入ります」とアフレコを振り返った。

また、イベントでは、男性声優陣がそれぞれの役柄の立場で、紅一点の水樹にクリスマスデートを提案。神谷に「ピーターはお金を持って無さそうだしペイントが得意だから、『ステキな衣装を着てるけど、実は裸でボディペイントなんだぜ~』っていうサプライズをしたい」とアピールされ、苦笑いする水樹は"七面鳥狩り"を提案した中村に、「現実的な狩りデートでお願いします」とにっこり。そんなキャスト陣は、2014~2015年にかけて公開予定の第3弾(前後編)に向けて、「これからも気合を入れて演じたい」(水樹)、「ピーターは覚悟を決めたと思うので、その気持ちを引き継いで次に臨みたい」と早くも意気込んでいた。