熱愛・破局・事件などの芸能ゴシップを中心に、話題満載のワイドショーをイイとこ取りで紹介。これを見れば、1週間分の芸能ニュースを総ナメできる!

※【爽快情報バラエティー スッキリ!!】→【スッキリ】、【情報プレゼンター とくダネ!】→【とくダネ】、【情報満載ライブショー モーニングバード!】→【バード】、【ノンストップ!】→【ノン】、【情報ライブミヤネ屋】→【ミヤネ】と略表記します

●「あゆが電撃婚約! 相手は超エリートの大学院生だった」【ミヤネ】

浜崎あゆみがファンクラブ会員サイトで婚約を発表。「12月12日に婚約しました。相方さんは、大学院で医学部に通う一般の生徒さんなので、ひっそり静かに見守ってもらえるとうれしいです」と明かした。相手男性は、ロサンゼルスの名門大学UCLAの医学部に通う25歳。超エリートであり、10歳も年下という。出会いは今年の正月休みにロサンゼルスで友人を介して。春から交際に発展したらしい。

浜崎の恋愛と言えば、外国人男性とのスピード離婚に加え、昨年もわずか1カ月でダンサーとスピード破局をしていたが、今回は大丈夫なのか。ただ、日本で堂々と浜崎を口説ける男性はいないだけに自然と言えば自然だ。

さらに井上公造が「前回の結婚はアメリカで結婚証明書しか出していないので、今回が初婚になる」「すでに現地の“フィアンセビザ”を取得して結婚に備えている」と追加情報を添えた。堀越高校時代のクラスメート・市川海老蔵もブログで祝福していたが、フィアンセの顔が海老蔵と似ていたのは笑ってしまった。

●「堺雅人、矢部浩之、田村淳……今年結婚の芸能人を一挙紹介」【スッキリ】

年末らしいスペシャル企画。今年結婚した芸能人を一気に紹介するという。歌舞伎界の名門同士カップル尾上菊之助と波野瓔子さん、ネットの生番組で結婚報告したナイナイ矢部浩之と青木裕子、10年間シングルマザーだった雛形あきこと仮面ライダー俳優・天野浩成、逆プロポーズが話題になったビビる大木とAKINA、今年の顔・堺雅人と菅野美穂の3カ月スピード婚、藤原竜也と4歳年上女性との交際9年ケジメ婚、負け犬キャラの保田圭と料理研究家・小崎陽一さん、早乙女太一と西山茉希のDV騒動乗り越え婚、優木まおみとヘアメイクアーティスト男性、ハマカーン浜谷健司と渡辺正行のマネージャー女性、鈴木奈々とサイオくんのおバカ婚、青春時代の12年間を過ごした橘慶太と松浦亜弥、ブラマヨ吉田敬と一般女性、フット後藤輝基と一般女性の公開プロポーズ婚、特番の「できすぎた嫁」が物議をかもした田村淳と元モデル・香那さん、コンビ愛が感動を呼んだアンガ山根良顕と英会話講師、加藤あいと会社役員。アラフォー芸人の結婚ラッシュを中心に、いつになく結婚報道が多い年だった。

●「元千代の富士の愛娘・秋元梢の初ロマンス。写真公開!」【ミヤネ】

サラブレッドとしての華々しいデビューから5年、26歳のモデル・秋元に「路チュー」報道。今月初旬の深夜にグループでカラオケスナックへ行ったが、男性と2人きりで抜け出し、路地裏で抱き合いキスをしていたという。相手はファッション関係のPR会社に勤める一般男性で、業界では有名人らしい。秋元は好きなタイプを聞かれると「父親に勝てる人。筋肉質な人」と話していたが、フタを空けてみたら真逆のタイプだった。

記者の直撃を受けた父親・九重親方(元千代の富士)は、「知らねえよ。帰ってくれ」と一喝。確かに、国民栄誉賞を受賞したほどの人にちょっと失礼だろう。


●「矢口真里は海外逃亡中?! まさかの正月ハワイも」【スッキリ】

おなじみ井上公造が、矢口の近況を得意げに語り出した。「現在は自宅に帰らず、梅田賢三と一緒に行動している。一説には海外に出かけているんじゃないかとも。おつき合いが続いているのはまちがいない」と断言。いつもならここでやめるところだが、この日はさらにヒートアップし、「正月にハワイで2ショット写真を見せるべき! いきなり番組出演はハードルが高いし、『旅行に来ました。昨年はおさわがせしました。今年は頑張ります』と言えばいい」と勝手な提案をしはじめた。梅田は友人のつてでアルバイトをしているという声もあるが、まさかの2ショット芸能界宣言はあるのか。

●「年末特集。今年亡くなった方12人の生涯」【スッキリ】

この日も年末の特別企画。57歳で亡くなった坂口良子さんは、最後まで娘・杏里のことばかり考え、「『私を踏み台にしなさい』と芸能活動いつも応援してくれた」「ママは泣き上戸だからプレゼントするといつも泣いてくれた」という。66歳で亡くなった市川團十郎さんは、後継者・海老蔵の育成に力を注ぎ、今年公開の映画では最初で最後の親子共演を果たした。90歳で亡くなった三國連太郎さんは、息子・佐藤浩市との親子関係を捨てることで、役者同士の新たな関係性を築き上げた。

さらに、桜田淳子、松田聖子、酒井法子らを育て、83歳で亡くなった相沢秀禎さん、80歳で亡くなった映画監督の大島渚さん、94歳で亡くなった『アンパンマン』のやなせたかしさん、97歳で亡くなった『君といつまでも』『恋のバカンス』の作詞家・岩谷時子さん、83歳で亡くなった銭形警部の声優・納谷悟朗さん、75歳で亡くなった北斗の拳ラオウの声優・内海賢二さん、高速道路での事故により37歳で亡くなった桜塚やっくん、飛び降り自殺により62歳で亡くなった藤圭子さん、自宅で新曲を録音した3日後に75歳で亡くなった島倉千代子さん。ご冥福をお祈りいたします。

●「2013年の顔・堺雅人が今年を総括。『何も残らなかった』」【とくダネ】

菅野美穂との結婚、『半沢直樹』の大ヒット、「倍返し」が流行語大賞を獲得など、一年を通して注目を集め続けた堺。今年を振り返るコメントを求められると、「しゃべった1年でした。お経を覚えて唱える修行僧のような毎日。もらったセリフを右から左へ……本当に無味乾燥なやりがいのない一年で、僕のところには何も残らなかった」とグチのような言葉を連発。『半沢直樹』『リーガルハイ』とセリフの多いドラマに連続主演したのだから、「台本以外の活字を入れたくない」というのも納得だ。しかし最後は、「見ている人に伝わったのならうれしい」と笑い、さすがのサービス精神を見せた。

2014年の目標を聞かれても、「無口でいきたい。今年はしゃべり疲れて。しばらくは無口でダンディでハードボイルドがいいかなって」とやはり引きずっている。ただ、最近のドラマは長ゼリフがトレンドだけに、来年も苦労させられるかも。

●「中西哲生と原史奈が離婚危機! 生番組で即否定!?」【ミヤネ】

2006年に交際をスタートさせ、「世界中の誰よりも幸せにするので、死ぬまで一緒にいてください」というプロポーズや12歳の年の差が話題になった2人。結婚後も仕事は順調そのものだったが、7年目で離婚報道が流れた。数ka 月前から離婚の話し合いを進め、年内には離婚届を出す予定というが、真相はどうなのか。

この日、『ワイド! スクランブル』に生出演した中西は、「お互い時間がないのは確かですが、食事もしてますし、前向きな話し合いをしている」と報道をやんわり否定。さらに、「妻に『ビックリしたね』と連絡した」「結論はまだ出ていないが、彼女の仕事を応援したいし、自分の夢にも突き進んでいきたい」と語った。ただ、「中西の手元に離婚届がある」という情報もあり、年内離婚の線も消えていない。

●「楽しんご、交際相手に暴行し、書類送検。恐喝されていた」【スッキリ】

楽しんごが、個人事務所の元付き人男性を殴り、ケガをさせた疑いで書類送検されるという。会見を開いた楽しんごは、「ささいなことで手を出してしまって、こういうことになったしまった。自分が許せない気持ちでいっぱい」「僕が叩いたら、『何してるんだよ』と叩き返してきたことは、しょっちゅうありました」「恋人です。向こうはノーマルな方だったと思うので、僕とおつき合いしていることは言いづらかったと思います」と神妙に話した。

2人は昨年5月に行きつけのバーで出会い、共通の知人女性を含めて仲が深まり、12月に交際開始。楽しんごは、「生まれて初めて人に告白をされた。とてもうれしくて舞い上がってしまって、つき合うとなって」と話す。しかし今年7月、「彼とは半同棲のような状態で、『朝起こしてね』と言ったのに起こしてくれなかったので、カッとなって手を出してしまった。顔に1回、体に3発くらい」と暴力をふるってしまう。楽しんごは2万円を払って男性と和解したが、その後『手伝っていた仕事を休みたい』と告げられて交際も解消。楽しんごは、男性に詫び料としてさらに5万円を支払った。ところが直後、知人女性から、「私にはすごいバックがいる。暴力団を知っている。誠意を見せなさい」と恐喝されてしまう。結局、楽しんごは交際男性に100万円、知人女性に10万円を支払ったが、10月に警察へ被害届を提出。交際男性から107万円が振り込まれてきたらしい。エスパー伊東もしかり、芸能人は売れていなくても簡単につけ込まれてしまう。

●「のりピーのディナーショーに密着。どん底からはい上がる!」【ノンストップ】

クリスマスディナーショーを開いた酒井に密着。これがオープニングネタなのがこの番組らしい。200人規模の小会場だが、「ディナーショーは初めて」の酒井にとって十分緊張する大きさだ。「最初に憧れたのが歌っているアイドルの方たちで、原点でもあるので私自身も楽しみたい」と話していたが、実は全国12カ所を回っていたという。

会場にアイドル時代からの恩人や知人が詰めかける中、ショーがスタート。歌もMCも全盛期より声が出ている気がしたのは、熱心なボイトレの成果か。1時間30分で12曲を歌い上げた酒井は、うっすら涙を浮かべながら「自分から落ちてしまったので、そこからはい上がる。もう一度信じてもらえるように頑張るしかない。自分のせいですから……」と話した。その原動力は、「おバカなお母ちゃんですけど、一生懸命やっている姿を見てもらって、彼なりに何か感じてもらえるように」と語る息子の存在らしい。いまだ批判は根強いが、イメージアップ確実の番組構成だった。

●「ダブル岡田が共演でボケ合戦。師匠は准一」【PON!】

この日のトークゲストは、岡田准一。まずは、大阪の『ひらかたパーク』で“超(スーパー)ひらパー兄さん”なるキャラで活動していることについて、「地元に貢献できるので(うれしい)。年を重ねてだんだんそう思いました」とマジメに語る。しかし、イナバウアーをマネた“おまバウアー”でスケートするなど、准一はボケまくり。MCの岡田圭右も「准一兄さん」と呼ぶほどだった。

続いて、主演映画『永遠の0』の紹介VTRで圭右が「こんなに戦争モノで感動したことはない」と熱っぽく語ると、すかさず准一が「ウソっぽいんでやめて!」とツッコミを入れる。負けじと圭右が「主演・岡田准一と主題歌・桑田佳祐の名前を足すと、岡田圭右になる」とボケても、さらに速攻で「ホントやめて!」とツッコミを入れるなど、大阪ノリが完全に戻ってきたようだった。主演大河ドラマ『軍師官兵衛』も予定されている来年は、まさに飛躍の一年になりそう。


2013年のワイドショーも、残すはあと1週間。振り返ると、1月第1週は「中島知子の復帰はいつ?」「松竹芸能に期待のルーキー・キンタロー。現る!」なんてネタを書いていただけに、時の移ろいの速さを感じてしまう。昨年は12月の最終週で、飯島直子と、フジテレビの秋元優里アナ&生田竜聖アナの“クリスマス婚”があったが、今年はどうか? 現在、一年間の芸能ニュースをまとめたコラムを書いているので、そちらも乞うご期待。

きむら・たかし

コラムニスト、芸能・テレビ評論家、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブにコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴1000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など