JR九州は、日帰りツアー「いつもは走らないSL人吉の客車でいつもは走れない貨物線を走る旅」を発売した。普段は鹿児島本線(博多~門司港間)を走らない「SL人吉」の客車(50系3両)がディーゼル機関車に牽引され、旅客列車は普段走ることのできない貨物線(陣原~門司間)を走る特別企画だ。

写真は2012年12月に運行した「水戸岡鋭治の幸福な臨時列車」。今回のツアーと同様、「SL人吉」の客車3両をディーゼル機関車で牽引する編成で運転した

列車は博多駅を9時33分頃に出発して鹿児島本線を進み、陣原駅から貨物線を経由して門司駅まで行き、再び鹿児島本線に戻って門司港駅まで運転。復路も往路と同じ経路をたどり、16時35分頃博多駅に帰着する。出発日は2014年1月18・19・25日で、定員は各出発日120名。旅行代金は大人3,800円、小児2,300円。JR九州旅行各支店、駅旅行センターにて各出発日の10日前まで申込みを受け付ける。

オプションとして、当日のダイヤを掲載した運転士・車掌用時刻表(レプリカ)も販売。運転士用時刻表は3,000円、車掌用時刻表は2,000円。2種類のセット販売は4,000円。ツアー申込み時の購入予約も可能。数量限定のため、ツアー当日に購入できない場合もあるとのこと。