就職活動準備の開始時期

マイナビは、2015年卒業予定のマイナビ全会員を対象とした「2015年卒マイナビ大学生広報活動開始前の活動調査」の結果を発表した。調査は11月14日~27日にかけて行われ、6,303名から有効回答を得た。

就職活動準備開始は6割が9月以降

まず、2015年卒の広報活動開始前(11月以前)に行った行動について聞くと「就職情報サイトに登録した」(86.9%)、「学内ガイダンス(企業参画なし)に参加」(81.5%)が多かった。

就職活動準備の開始時期について尋ねたところ、国公立学生を中心に「9月~10月」が40.3%で最も多かった。「11月~」の17.8%と合わせると約6割が9月以降に準備を開始したことになる。また、学内ガイダンスの開始時期となる「5~6月」は21.9%で、学校主導で活動をスタートさせる動きも見られた。

活動を開始した理由について聞くと、女子学生を中心に「就職活動に対する不安を少しでも減らすため」(39.2%)、「早く就職活動を始めなければという焦りがあった」(21.7%)と、不安や焦りで活動を開始した人が半数以上を占めている。

インターンシップ平均参加回数はやや減少

続いて、15年卒のインターンシップ参加率について調査したところ、32.7%(前年比+0.6ポイント)となった。平均参加社数は前年比0.1社減となる1.6社とやや減少している。文理男女別でみると、理系男子が前年比 2.0ポイント減の30.3%と、前年を下回った。

インターンシップに参加しましたか?

インターンシップに参加した目的は「社会勉強のため」(47.0%)、「自分が何をやりたいかを見つけるため」(45.7%)と、インターンシップ本来の目的で参加する学生が多いことが分かる。参加後にその企業の印象がどうなったか尋ねると、51.9%が「印象がよくなった」と回答した。また、31.9%が「その企業を受験しようと決めた」と回答している。

インターンシップに参加した目的は何ですか?