ディー・エヌ・エー(DeNA)は12月16日、スマートフォンやタブレットで学ぶ新サービス・教育アプリ「アプリゼミ」をiOS端末向けに提供開始した。

2014年4月入学予定の新1年生を対象とした「小学校入学準備号」の配信を皮切りに、2014年4月からは「小学1年生講座」をスタートして順次対象学年を拡大、最終的には高校生までを対象とする予定。Android端末向けアプリも近日中に配信するという。

アプリゼミは、DeNAが初めて教育分野に参入するサービスで、子どもたちが"楽しく学べる"ように、教育(エデュケーション)とエンターテインメントを融合した"エデュテインメント"という思想を教育アプリとして具現化したという。

DeNAでは、ビッグデータの蓄積と分析を行い、多くの子どもがつまずくポイントを見つけ、効果的な学習ができるように教材を改善していく。

また、学習を"楽しい"と感じられるよう最適の「難易度バランス調整」を行うことで、楽しみながら取り組むことができ、できる喜びを感じられるため、学習を習慣化することができるとしている。

教材の内容となる企画部分はNHKエデュケーショナルが提供する。この企画は、同社が教育番組の制作で培ったノウハウを生かし、筑波大学附属小学校や昭和女子大学附属昭和小学校、慶應義塾大学などの協力・監修を得て構成された。練習問題を繰り返すドリルとは一線を画した、本質的な理解をねらう内容になっているという。

12月16日から開始する「小学校入学準備号」は無料で提供され、2014年4月から開始する「小学1年生講座」も2014年6月末までは無料、7月以降は月額980円(Google Playでは1,000円)で提供される。