ライフメディアはこのほど、同社が運営する自主アンケート・調査結果レポートサイト「リサーチバンク」にて実施した2013年冬のボーナスに関する調査結果を発表した。それによると、1年前と比べて景気に「変化なし」と感じている人が7割弱に上った。

同調査は、2013年12月6日~10日の期間にインターネット上で行われ、20代~50代の会社員の男女1,200人から有効回答を得た。

まず、1年前と比較して景気の変化を感じるかと尋ねたところ、67.7%が「変化はない」と回答。他方、「景気の回復傾向を感じる」は16.3%、「景気の後退を感じる」は16.1%でほぼ同率だった。

今冬のボーナスの支給状況について聞くと、「支給された」「支給される予定」と答えた人は合わせて64.4%。それに対して、「ボーナス制度はあるが、今冬は支給されない」人は7.1%、「ボーナス制度はない」人は21.5%だった。

今冬のボーナスが支給された人に、満足度を質問したところ、「ふつう」が45.6%で最多。一方、「不満足」「非常に不満足」は計29.6%、「非常に満足」「満足」は計24.8%となった。

ボーナスが支給された人に、昨冬のボーナスと比べ変化はあったかと問うと、「変わらない」が43.8%でトップ。「増えた」人は35.5%で、増えた金額については「1~4万円」が17.3%で最も多く、以下、「5~9万円」が12.4%、「10万円以上」が5.8%と続いた。反対に「減った」人は17.3%で、金額は「1~4万円」が8.0%、「10万円以上」が6.2%、「5~9万円」が3.1%となった。

この冬のボーナスは、昨年の冬のボーナスと比べ変化はありましたか?(ライフメディア 「リサーチバンク」調べ)

ボーナスが支給された・される予定の人に対し、2014年4月からの消費増税前にボーナスを使って何か購入しておこうと思うかと尋ねたところ、過半数の51.0%が「思わない」と回答。他方、「思う」は21.9%にとどまった。

ボーナスが支給された・される予定の人に対し、ボーナスの使い道を聞くと、圧倒的に多かったのは「預貯金」で60.7%。次いで、「生活費の補てん」が23.8%、「ローンの返済」が18.9%、「家電やAV機器の購入」が12.9%となった。

ボーナスの使い道で「預貯金」と答えた人に、預貯金にまわす割合を質問したところ、9.8%が「100%」と回答。一方、最も多かったのは「50~70%」の24.5%で、このほか、「30~50%未満」が20.9%、「70~100%未満」が20.7%、「10~30%未満」が17.7%、「10%未満」が6.4%となった。

ボーナスの使い道で「投資・資産運用」と回答した人に、内容を尋ねたところ、「国内株式」の54.4%と、「投資信託」の45.6%が約半数を占めた。以下、「外国為替証拠金取引(FX)」が20.6%、「外貨預金・外貨MMF」が17.6%、「海外株式」が14.7%と続いた。