「現在、または将来のことを考えたとき、あなたにとって英語力は必要だと思いますか」

クロス・マーケティングは、全国の20~49歳の男女を対象に「グローバル化と英語に関する実態調査」を実施した。調査期間は11月26日~27日、インターネットリサーチにより1,200件の回答を得た。

まず「現在、または将来のことを考えたとき、あなたにとって英語力は必要だと思いますか」という質問に対しては、学生の70%が「英語が必要」と回答。学生以外では、年代が上がるほど英語に対する関心は低下しており、40歳代で「英語が必要」と回答した者は、男女ともに40%弱となった。英語に対する学習意欲についても同様で、最も高いのは男女ともに学生となり、その割合は年代が上がるにつれ低下している。

海外で働きたいと思う会社員は9.0%

グローバルで働くことに対する意欲について、「海外で働きたい」と思う人は全体で9.8%「海外との関わりの強い仕事をしたい」と答えた人は全体で21.4%と、学習意欲を大きく下回る結果に。職業別に見ると、「海外で働きたい」と思う会社員は9.0%、専門職(弁護士・税理士・医療関連等)は20.0%と、職業の専門性によってグローバル志向に大きく開きが生じている。

英語を学ぶ理由については「グローバルにコミュニケーションをとりたいから」「趣味のひとつとして興味があったから」が、1位と2位にランクインしている。

「あなたは将来、グローバルに働きたいとお考えですか」