日立システムズは12月16日、日立製造・流通業向け基幹業務ソリューション「FutureStage(フューチャーステージ)」のラインアップのうち、同社が中堅・中小規模企業向けに開発した「製造業向け生産・販売管理システム」と「卸売業向け販売管理システム」において、従来から提供していた「リソースオンデマンドサービス」を活用したモデルに加え、新たに、アマゾンウェブサービス(以下、AWS)を活用したモデルの販売を開始すると発表した。サービス提供は2014年1月から順次開始予定。

製造・流通業向け基幹業務ソリューション「FutureStage」

「FutureStage」は、日立製作所、日立ソリューションズ、日立システムズの3社が開発・販売してきた中堅・中小規模企業向けの基幹業務パッケージを統合し、業種・業務別に体系化して2013年4月より販売している製造・流通業向け基幹業務ソリューションのブランド。

AWSは、スケールアップ/ダウンを即座に変更できるなど柔軟性に優れているほか、1時間ごとの従量課金のため、価格メリットが非常に高いサービスとなっている。システムは複数データセンターで自動にバックアップされ、BCP対策の観点からも効果的で、顧客は、「FutureStage」とAWS、さらには監視・運用、ヘルプデスクサービスなどを組み合わせて活用することで、突発的な業務処理ピークや、可用性向上などに柔軟・迅速に対応することが可能となるほか、初期導入費用やランニングコスト、維持運用の業務負荷などを軽減でき、経営リソースを本来業務に集中することが可能となる。

日立グループでは、2013年6月からAWSとの連携を本格的に開始し、SAP AGが提供するSAP ERPアプリケーションの構築・運用ソリューションの提供や、AWS上で提供する日立グループ製品のラインアップ拡充を進めている。今回の「FutureStage」のAWS対応は、日立グループが取り組むAWSとの連携強化を通じたクラウド事業強化の一環であり、今後も各種基幹業務ソリューションや、運用サービスのAWS対応を順次進めていく予定となっている。

今後、日立システムズでは、日立グループのクラウドソリューションである「Harmonious Cloud」の下、日立製造・流通業向け基幹業務ソリューション「FutureStage」のクラウドサービス活用モデルの拡販に注力し、「FutureStage」の売上目標(日立グループ全体で、2015年度に300億円)達成をめざす。