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結婚してからの人付き合いって面倒? |
結婚して家族が増えると、人付き合いの範囲も広がる。休日を夫婦水入らずでのんびり過ごしたり、一人気ままな時間を楽しむなんて夢のまた夢……。今回は、マイナビニュース会員既婚女性200名に、「結婚してから始まった人付き合いを面倒だと思うことはあるか」を調査した。
Q.結婚してから始まった人付き合いを面倒だと思うことはありますか?
はい 42．5%
いいえ 57.5%
Q.(「はい」と回答した人にお聞きします)それはどうしてですか? どんなところが面倒だと思いますか?
■義理の両親、夫の親戚
・「義姉家族との付き合い。しょっちゅう家に来る」(27歳女性/商社・卸/事務系専門職)
・「主人の弟の嫁と性格や価値観が合わず、あまり会いたくない。気がきかないしセンスもないので、お歳暮なども本当はやりとりしたくないです」(28歳女性/食品・飲料/秘書・アシスタント職)
・「夫の親戚付き合いが面倒。 夫の父親のいとこだかなんだか、分家だか本家だか、面倒くさい」(28歳女性/学校・教育関連/秘書・アシスタント職)
・「夫の両親。話すこともないのに、盆暮れには泊まりとか苦痛すぎる。義母の作る食べ物も合わない」(38歳女性/金融・証券/営業職)
・「夫の親戚回りはしきたりや風習に細かい人が多いので煩わしい」(37歳女性/生保・損保/事務系専門職)
■ママ友
・「ママ友が面倒です。下手に本音を言ってはぶられたら嫌だから」(28歳女性/その他/その他)
・「そもそも人見知りなので子供の幼稚園関係の人付き合いが面倒だと思ってしまう」(31歳女性/その他/専業主婦)
・「子供の幼稚園関係など 情報交換や親睦会と言っては集まり、うっとうしい」(33歳女性/その他/販売職・サービス系)
・「やはりママ友はいやでも付き合わなければいけませんし、やたらと暇でさそってこられると迷惑だなと思ってしまいます」(30歳女性/通信/事務系専門職)
■夫の仕事関係
・「旦那さんの仕事の付き合いで高額商品を購入しなくてはならない」(30歳女性/その他/事務系専門職)
・「旦那の会社の人との付き合い。あまり礼儀もしらないし、あの話題はダメとかこれは言ったらダメとか旦那に言われるので面倒くさい」(27歳女性/農林・水産/技術職)
・「職場関係の人がすごく多く、100人くらいいる。一時期海外で働いていたため、旅行の際には会いに行くことになっている」(28歳女性/金融・証券/専門職)
・「旦那様の会社関係の人は、正直私には興味がない」(26歳女性/金融・証券/事務系専門職)
■夫の友人
・「旦那の友人。気を遣う。私の友達には会わせないのに巻きこまないでほしい」(32歳女性/小売店/事務系専門職)
・「旦那の友達の家の近所の花火大会に毎年呼ばれるが、人混みが苦手な私には面倒に思えて仕方ない」(32歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)
・「旦那の友達の家族とも付き合う際、嫁が苦手で嫌いなタイプのことがあり、面倒くさい」(29歳女性/印刷・紙パルプ/秘書・アシスタント職)
・「夫の女友達との付き合いが苦手。性格が合わず好きになれない子もいる」(30歳女性/生保・損保/事務系専門職)
■総評
結婚してから始まった人付き合いを面倒だと思ったことがある女性は4割強。同様の質問に対する男性の回答と比較すると倍以上の数字となった。
その内容としては、「夫の親戚関係」と答えた人が圧倒的多数。気が合わない義理の両親や兄弟との付き合いが苦痛だという声のほか、「内祝い一つにしてもいろいろ言われたり、非常に気を遣う」など、夫の実家とのしきたりや風習の違いに悩む人も少なくないよう。
女性ならではの回答として挙がってきたのが「ママ友」。たとえ子供同士が仲良しだからといって、ママ同士の気が合うとは限らないわけで……。下手にこじらせると、自分だけでなく、子供まで幼稚園で仲間外れにされる事態にもなりかねないので、非常に気を遣うところだ。
また、夫の仕事関係や友人関係の付き合いを面倒と感じる人も多い。「主人の友人や仕事関係の人が、子供がいても関係なく夜に来る」「旦那の友人が泊まりにくる」など、突然の来訪者を快く思わない声も聞かれた。部屋の掃除もしなくちゃいけないし、ビールの一本でも出しておつまみくらい作らないと……と、妻としてはあれこれ頭が痛い。「自分の人間関係だったら、適当にするところも、主人の関係の方たちだと数倍気を使うので、とても疲れます」という答えを寄せてくれた人もいたが、これが妻の本音だろう。
結婚すると、夫や子供のために我慢しなければならなかったり、頑張らなければならなかったりというシーンが増える。人付き合いというのはその最たるものなのかもしれない。
(文・増岡真理)
調査時期: 2013年11月8日～2013年11月11日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 女性200名
調査方法: インターネットログイン式アンケート
