シャープは12日、屋内でのデジタルサイネージ用途を想定した、10点タッチ対応の24V型ワイド液晶ディスプレイ「LL-S242A-W」を発表した。発売は2014年1月30日で、価格はオープン。予想価格は140,000円前後。

LL-S242A-W

静電容量方式の10点マルチタッチに対応した、1,920×1,080ドット解像度の24V型液晶ディスプレイ。縦置き設置できるラックスタンドを同梱し、コンテンツに応じて縦置き・横置きを変更できる。また、ペン先2mmのタッチペンが付属し、手書きPOPなど細かい文字の書き込みも可能。

想定用途は、受付カウンターや陳列棚、ショッピングモールなど、屋内でのサイネージ用途。同社のコンテンツ配信システム「e-Signage」による、表示内容の変更や電源のオンオフなどの制御にも対応するという。

上記以外の主な仕様は、輝度は250cd/平方メートル、コントラスト比が1,0001、応答速度が14ms、表示サイズが横521.3×縦293.2mm。消費電力は41W(通常時29W)。スピーカーは1W+1Wのステレオ。入力端子はDisplayPort×1、HDMI/MHL(兼用)×1。

本体サイズはW566.4×H338.3×D28.7mm(突起部除く)、重量は約4.8kg(いずれも本体のみ)。対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1。本体色はホワイト。背面に100×100mmのVESAマウントを備える。