TISは12月11日、「CreditCube」「DebitCube+」に引き続き、国際ブランドプリペイドカード事業を行うために必要な各種業務システムから、入会受付やコールセンターなどの運営業務までをトータルでサポートするワンストップサービス「PrepaidCube+(プリペイドキューブプラス)」を提供すると発表した。

「PrepaidCube+」サービス概要

TISは、金融機関やカード事業に新規参入したい企業の「新たなリテール戦略」「収益拡大」「新規顧客の獲得」の実現を、本サービスを通じてサポート。これにより導入企業は、国際ブランドプリペイドカード事業を低コストかつ早期に立上げる事が可能となる。

TISは、約40年間にわたり金融機関の決済関連システムの構築・運用を数多く担当し、ノウハウと経験を蓄積。その実績から、現在も多くの顧客の決済関連システムの構築から運用業務のBPOまでの支援サービスを展開している。また、これらのノウハウの成果として、クレジットカードの基幹システムを構築するオリジナルのパッケージ「CreditCube(クレジットキューブ)」などを提供。

このノウハウを活用し、低コストかつ早期立ち上げ可能なサービス形式で提供し、カード・信販会社を中心とした金融機関や、カード事業への新規参入を目指す通信キャリア、旅行業、流通業などへ提供し、2018年度末までに50社以上へ導入し、200億円規模の事業に拡大することを目指す。

「PrepaidCube+」サービス概要図

今回のサービス提供の開始により、TISは、後払い方式に対応した「CreditCube」(パッケージ形式)、即時払い方式に対応した「DebitCube+(デビットキューブプラス)」(サービス形式)、そして前払い方式に対応した「PrepaidCube+」(サービス形式)という、全ての決済方式に対応したサービスラインナップを取り揃えることになる。

TISは、全ての決済方式をカバーしたサービスランナップを通じ、あらゆる企業の決済事業のサポートビジネスを展開していく。