大日本印刷(以下、DNP)は12月11日、任天堂の携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」を購読端末とした、児童向け電子書籍サービス「honto for ニンテンドー3DS」の提供を開始すると発表した。

児童向け電子書籍サービス「honto for ニンテンドー3DS」

本サービスは、ニンテンドー3DSのHOMEメニューから「ニンテンドーeショップ」を起動し、電子書籍書店ソフト「honto for ニンテンドー3DS」をダウンロード(ソフトのダウンロードは無料)。このソフトから、児童書や絵本などの電子書籍カタログをダウンロードすることで、本の検索や購入ができ、購入した本は、本棚に並び、そこから本を選び、いつでも読書が楽しめる。電子書籍1冊あたりの価格は、100円から1,000円程度。

児童が使い慣れているゲーム機で手軽に電子書籍を購読できるため、児童が本に対する興味を深める機会を作り出すことができる。また、読み継がれてきた世界や日本の名作やファンタジー、冒険や感動の児童書、絵本など、年齢に応じた幅広いジャンルの児童書を専門に品揃えする。

DNPでは、サービス開始当初は、児童書約200冊からスタートし、1年後には学習まんがなどを加えて約1,000冊の品揃えとして、その後も随時増やし、本サービスで3年間累計10億円の売上げを目指す。