都築電気は12月11日、製造業における生産管理・工程管理・販売管理を統合した生産販売統合システム「KitFit製造ハイブリッド」の提供を開始した。

「Kitfit(キット・フィット)」とは、同社の業務改革ソリューションのことで、同社のシステムエンジニアとコンサルタントによる課題分析を通じて企業の現状を捉え、最適な改善策と効果を報告するもの。現在まで、不動産、医療機器など8業種、施設予約管理・高齢者介護記録の2業務のあわせて10タイプのソリューションを用意している。

同サービスは、製造業に特化した生産販売統合システムで、開発した製品の販売、生産計画、作業工程などを一元管理できるのが特徴。これまで難しかった社内での情報連携を簡潔にするほか、工程計画・所要量計画・設備負荷計画の3つと連動し、変更・飛び込みに強いシステム体系を作れるという。

また、Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Act(改善)といった従来の「PDCA」サイクルにFORCAST(予測)を追加した独自の生産管理サイクルを採用。これにより最小単位で正確なデータが取得できるようになり、生産管理や品質管理のロスを防げるようになるという。

同サービスにおける生産管理ライフサイクルは、「PLAN(計画)した後にすぐDO(実行)するのではなく、FORCAST(予測)してCHECK(検証)ACTION(改善)することで、、未来を予測し、先行して手を打つことが可能になる」という仕組みになっている