Qualcommは12月9日(米国時間)、ハイボリュームスマートフォン市場向けプロセッサ「Snapdragon 410」を発表した。

同製品は28nmプロセスを採用した64ビット対応プロセッサで、GPU「Adreno 306」による1080pビデオ再生や13Mピクセルカメラなどにに対応する。また、Wi-Fi、Bluetooth、FM、NFCに対応するほか、GPS、GLONASS、BeiDouをサポートしており、同社のフロントエンドソリューション「Qualcomm RF360」とともに使用することで、マルチバンド、マルチモードのサポートが可能になるという。

また、同製品では、RF360に対応するQualcomm Reference Design(QRD)も提供されるという。

なお、同社では、すべてのセグメントのSnapdragonがLTEをサポートする計画である事も併せて発表しており、Snapdragon 410の市場投入により、150ドル以下のスマートフォンでもLTEを搭載することが可能になるとしている。