生活協同組合連合会コープ東北サンネット事業連合と東芝テックおよび博報堂は、サンネット事業連合会員の「みやぎ生活協同組合」店舗において、レシートのデータを瞬時にデータ化して管理することができる「スマートレシート」、及びそれを販促キャンペーンに活用した「電子購買証明サービス」の実証実験を、2014年1月22日から3月25日まで行うと発表した。

東芝テックが開発したスマートレシートは、事前に利用登録することで、レシートが買物客のスマートフォンに瞬時に表示される技術。また、東芝テックと博報堂が共同開発した電子購買証明サービスは、対象商品を購入した際に、買物客が自分のスマートフォン画面に表示されるアイコンをクリックするだけで応募が可能になり、従来の販促キャンペーンに必要だった応募ハガキやシールなどの資源が削減できる技術。

スマートレシート®を活用したキャンペーン応募フロー

店舗は、レシートの電子化による経費削減と環境負荷の低減という直接的効果に加え、新たな販促プラットフォーム構築による集客の優位性が期待される。また、買物客は、財布の中のレシートが整理され、買物履歴のデータ化で家計簿管理も楽になり、切手代の負担なく、簡単にメーカーの販促キャンペーンに応募が可能となることもメリットとなる。

電子購買証明サービスにおけるデータの流れ