「JAGDAやさしいハンカチ展 Part 3 被災地からのことばのハンカチ展」メインヴィジュアル(D:カイシトモヤ)

東京ミッドタウン・デザインハブは2014年1月20日~2月23日、東京ミッドタウン・デザインハブ第44回企画展「JAGDAやさしいハンカチ展 Part 3 被災地からのことばのハンカチ展」を開催する。

東北復興支援プロジェクト「やさしいハンカチ展」Part 3を開催

日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)は2011年より、東北復興支援プロジェクト「やさしいハンカチ展」を実施。Part 1は、全国の会員デザイナーが東北の子供たちへ励ましの気持ちを込めたハンカチをデザイン、全国で展示・販売し、その収益で7,332枚のハンカチを岩手・宮城・福島の小中学生にプレゼントした。

Part 2では、同3県の小学生232名による絵をもとに会員がハンカチをデザイン。収益を4つの参加小学校へ届け、鼓笛隊の復活や防災緑地の看板づくりなど、地域や学校、家族のために役立てる使い道を子供たち自身が考えるというものとなった。

作品例(デザイナー名×ことば)

斉藤克幸×岩手「俺は高田のまちの点になる」

三木智世×岩手「おいしいお寿司が食べられる」

納島正弘×宮城「きっと取り戻せる故郷。宮城県!!」

佐藤晃一×宮城「友達と遊んで楽しい」

さとうはじめ ×福島「またね。海。」

栗山さなえ×福島「がんばっていくべ!」

Part 3となる今回は、岩手・宮城・福島の復興商店街に関わる人々より寄せられた201名の「ことば」を、会員デザイナー326名がハンカチにした。それぞれの商店街では、店を失った店主たちや地元出身の若者、移住者やNPOスタッフなど、様々な人たちが集まり、町のにぎわいや地域のつながりを取り戻すべく尽力している。

会場では、ハンカチ326種類を展示・販売(1枚1,200円・送料別)。「ことば」のエピソードなども併せて展示し、収益は各商店街に届ける。震災から3年、改めて被災地へと想いを寄せるきっかけとなることを祈念した展覧会となるという。

開催日時は、2014年1月20日~2月23日 11時~19時。会期中無休・入場無料。会場は、東京ミッドタウン・デザインハブ(東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F)。その他、詳細は同イベントWebページを参照のこと。