ラックは12月4日、「標的型攻撃」や「水飲み場型攻撃」などのサイバー攻撃への対応のため、同社が提供する「標的型攻撃対策支援サービス」のメニューを拡充し、悪質な不正プログラム検知できる「FireEye分析支援サービス」の提供を開始すると発表した。

「FireEye分析支援サービス」概要

本サービスは、ウイルスや不正通信の検知に効果を発揮するFireEyeをより有効的に活用し、脅威の正確な実態把握を行う。FireEyeが検知して発するアラートをラックの分析技術を用いて、脅威の内容、被害実態、影響範囲を報告。これにより、攻撃の早期発見と正確な実態把握が可能となり、顧客は適切な対策を迅速に施すことが可能となる。

ラックは、本サービスを提供することで、企業、政府機関等のサイバー攻撃対策を支援する。

また、日本最大級のセキュリティ監視センターJSOC(ジェイソック)では、FireEyeの自社運用が困難な組織への支援策として、2014年春からセキュリティ監視サービス(MSS:マネージドセキュリティサービス)におけるFireEye対応を提供予定となっている。