日常的な連絡ツールとして多く使うものは?

ドワンゴ及びニワンゴは、両社が運営する動画サービス「niconico」と雑誌「AERA」との共同アンケート企画「ネットでのいじめなどに関する実態調査」を、11月21日に実施した。

ネットいじめは12%が経験

同調査は11月21日の21時16分に実施し、開始から約300秒間で12万2,024人から回答が寄せられた。まず日常的な連絡ツールとして多く使うものについて尋ねたところ、「携帯メール」(31.1%)が最も多く、以下「携帯電話で通話」(20.1%)、「LINE」(16.3%)が続いた。連絡ツールでやりとりしているのはどんなグループやコミュニティか聞くと、「仲の良い友達同士(59.9%)が最も多く「家族」(50.7%)がそれに続いた。

ネット上でいじめや嫌がらせを受けた経験があるか尋ねたところ、「ある」と11.6%が回答。そのいじめや嫌がらせは主にどのようなツールで起こったか聞くと、最も多かったのは「ネット掲示板」(38.8%)。2位は「その他」(30.8%)、3位は「PCメール」(6.6%)だった。

ネット上でいじめや嫌がらせを受けた経験があるか?

嫌がらせの内容について聞くと、圧倒的に多かったのは「悪口・誹謗中傷・脅しなど言葉の暴力」(67.4%)だった。2位の「個人の秘密や情報の流出」は11.3%で、悪口などと比べ6分の1となっている。「無視・仲間はずれ」は9.8%だった。

ネット上でのトラブルやいじめ、嫌がらせについて誰かに相談したか尋ねたところ、およそ半数の49.7%が「相談していない」と回答した。「友達に相談した」は21.6%、「家族に相談した」は8.0%だった。