日本で最も手間のかかったイルミネーション!?

福岡県北九州市・門司港レトロ地区では2014年2月23日まで、夜景評論家・丸々もとお氏がプロデュースした「門司港レトロ浪漫灯彩(ろまんとうさい)」を開催している。

大晦日にはカウントダウンイベントも!

今回、同イベントをプロデュースする丸々もとお氏は、これまで東京ドイツ村・奧日光湯元温泉冬まつり、周南冬のツリーまつりなど大規模イルミネーションのプロデュースを手がけてきた。すべて前年比200~300%アップの集客に成功しているという。

同イベントでは、新たな3つの演出手法を取り入れた。明治初期に開港して120年が経つ門司港エリアの魅力を表現するため、レトロ感あふれる演出を行う。更にエンタテインメント性ある光の演出、新たなイルミネーション技術もプラスしている。

また、国際友好記念図書館前に美しい写真が撮れる撮影スポット、「イルミネーションアーチ」を新たに設置。イルミネーションの装飾だけではなく、「建造物のライトアップや周囲の樹木と連動した仕掛け」も楽しめる。

12月31日~2014年1月1日にかけて「門司港レトロカウントダウン2014」も開催。105発の花火の打ち上げやライブなどが行うほか、門司港B級グルメの屋台なども登場する。会場は門司港レトロ中央広場で、時間は12月31日の22時30分から。

プロデュースを手がけた丸々氏は、「"徹底的に古き良き"を追求した光演出に、新たなエンタテインメント性のある演出を加え、来場者の記憶に深く残るイルミネーションとして、"時代を遡(さかのぼ)った懐かしい感覚と、新たな未来への息吹が感じられる演出"を目指します」とコメントしている。

更に今回は、大正浪漫(ロマン)の夜をテーマにしているが、テーマ実現のために25万球のLED一つひとつに特製のキャップを手作業で取り付けた。同氏は「日本で最も手間のかかったイルミネーション」と語っている。

同イベントの点灯時間は、17時30分~22時まで(1月1日は午前5時まで)。2014年1月1日からは18時~22時。2月1日からは18時30分~22時。場所は門司港レトロ地区一帯となっている。