ミラクル・リナックスとネクスコム・ジャパンは、企業向け統合監視サーバのラインナップとして、12月3日より、中規模システム向け「MIRACLE ZBX3200」および「MIRACLE ZBX6200」の2機種を発売すると発表した。

「MIRACLE ZBX6200」にはMIRACLE ZBXによる監視を効率化するオプション製品、「設定バックアップオプション」と「監視データ出力オプション」を無償でバンドルし提供する。

統合監視サーバ「MIRACLE ZBX3200」

両製品は、ミラクル・リナックスのシステム監視ソフトウェア「MIRACLE ZBX Enterprise Pack V2.0」とLinuxサーバOS「Asianux Server4==MIRACLE LINUX V6 SP2」など、監視に必要なソフトウェアをプリインストールし、ハードウェアごとに自サーバ監視とチューニングを施している。同製品の導入により、監視サーバの選定から検証、監視ソフトのインストール、OSやデータベースの設定やチューニングなど、煩雑な作業を必要とせず、すぐにシステム全体の監視設定を開始することができるという。

さらに「MIRACLE ZBX6200」では、今回、無償でバンドルされる「設定バックアップオプション」と「監視データ出力オプション」を利用して、バックアップ/リカバリ時間の短縮や、監視データのCSV出力によりデータの活用や長期保存が容易になる。また、これらのオプションを組み合わせてMIRACLE ZBXのデータ全体を保管する。

加えて、日本企業ユーザから求められる、安定したバージョンの供給と長期サポート提供の要望に応え、アプライアンスのハードウェア保守期間に合わせて、最長10年のMIRACLE ZBXサポートを提供する。

価格は、「MIRACLE ZBX3200:監視対象200、2万監視項目程度(監視間隔5分)」が23万1,000円、「MIRACLE ZBX6200:監視対象600ノード、6万監視項目程度(監視間隔5分)」が36万7,500円。