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いよいよ2014年のワールドカップブラジル大会の組み合わせ抽選会が、日本時間12月7日未明にブラジルのサルバドールにて行われる。だが、待ちきれないファンの間では、組み合わせ抽選のシミュレートができるサイトが話題となっている。

組み合わせのかぎを握る「ポット」

ワールドカップ本大会の参加国は32か国。注目となる各グループの組み合わせ抽選は、8チームからなる4つの「ポット」に基づいて行う。

このポットは、グループ内で同じ大陸同士の対戦を避けるために地域ごとに分類されている。例えば前回2010年のW杯では、日本はアジア4チーム、北中米・カリブ海地域3チーム、オセアニア1チームで構成されたポット2に所属。各ポットから1チームがA~Hグループにそれぞれ割り振られる仕組みとなっている。

4つのポットのうち、シード的な扱いとなるポット1だけは既に決定。2013年10月時点のFIFAランキングをもとに、ホスト国のブラジル(FIFAランク10位)のほか、スペイン(同1位)、ドイツ(同2位)、アルゼンチン(同3位)、コロンビア(同4位)、ベルギー(同11位)、スイス(同8位)、ウルグアイ(同6位)が入っている。

残りのポット分けは、通例ならば組み合わせ抽選の数日前に発表される。だが、「2014 FIFA World Cup Group stage Draws Simulator」では、今回の参加国を対象としたシミュレーションを楽しむことができ、ネット上で話題となっている。ポット1には決定している8か国が含まれており、残りのポットは2010年のポットと抽選方式に基づいた予想だという。

日本は死の組確定?

シミュレーションは、クリック一つでわずか1秒ほどで終わるので、早速試してみた。

ポット2の日本は、グループEでアルゼンチン(同3位)、コートジボワール(同17位)、オランダ(同9位)と同組。完全な「死の組」となった。もう一度トライしてみると、やはりグループEでベルギー(同11位)、ポルトガル(同5位)、チリ(15位)と同組。やはり「死の組」だった。同サイトには、12月3日時点で4,000件超のコメントが世界各国からコメントが寄せられており、各国のサッカー好きを熱狂させている。

※なお、FIFAランキングは2013年11月28日時点のもの。