新米を粉にしたおしろいを塗る

福岡県朝倉市の大山祗神社で、おしろいを顔に塗り来年の作柄を占う「おしろい祭り」が開催される。開催日時は12月2日、14時から。

おしろいの付き方で来年の作柄がわかる!?

同祭りは、おしろいの顔の付き具合で来年の「作柄」を占うという、全国でも珍しいもの。新米(初穂)を粉にして水でといて顔にぬり、氏子の繁栄と新穀の豊作を神に感謝し、来年の五穀豊穣を祈願する。

当日は、14時頃から宮座が始まり、宮司のお払い、祝詞が奏上される。そして、拝殿で氏子全部が宮座の膳につき、宮司の顔からおしろいを塗り始めるという。

なお、このおしろいは家に帰るまで顔を洗ったり落としてはならず、火の中に入れると火事になり、帰って牛馬の飼料に混ぜて飲ませると無病息災になると言われている。