ISSへの長期滞在が決定した大西宇宙飛行士 (C)JAXA

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は11月29日、大西卓哉宇宙飛行士が「国際宇宙ステーション(ISS)」の第48次/49時長期滞在搭乗員に決定したと発表した。

大西宇宙飛行士は、全日本空輸に勤務後、2009年に日本人宇宙飛行士候補者として選抜され、その後、2011年にISS搭乗宇宙飛行士として認定されていた。

ISS滞在期間は2016年6月ころから約6カ月間を予定しており、フライトエンジニアとしてISSの運用、宇宙環境を利用した科学実験などを担当する予定だという。

なお、日本人宇宙飛行士としてISS長期滞在搭乗員としては6人目となり、2013年12月からソユーズ宇宙船の搭乗およびISSの長期滞在に必要な訓練を開始する予定だという。また、同宇宙飛行士の前年2015年にも同期の油井亀美也 宇宙飛行士がISS長期滞在を行う予定となっている。