熱愛・破局・事件などの芸能ゴシップを中心に、話題満載のワイドショーをイイとこ取りで紹介。これを見れば、1週間分の芸能ニュースを総ナメできる!

※【爽快情報バラエティー スッキリ!!】→【スッキリ】、【情報プレゼンター とくダネ!】→【とくダネ】、【情報満載ライブショー モーニングバード!】→【バード】、【ノンストップ!】→【ノン】、【情報ライブミヤネ屋】→【ミヤネ】と略表記します

●「アンガールズ山根良顕、井上真央似のOLと結婚!」【スッキリ】

今月22日に結婚したことを明かした山根。相手の女性は、32歳の英会話講師で、海外生活が長く、井上真央似で目がパッチリした美人らしい……つまり「顔も頭もいい」ということか。ただ、設楽統によると、「山根は長身で学歴も高いし、カッコつけてるとちょっと変わったモデルさんみたいに見える」らしくお似合いなのかも。出会いはロッチ中岡創一の紹介で、一目ボレした山根の猛アタックで交際がはじまり、1年半で結婚。

婚姻届の証人を務めた相方・田中卓志は、「山根という人間はいい奴だと知っている。山根を保証するということでハンコを押すんだな~という解釈で、自分の人生で一番気合を入れて綺麗な字で書きました」と愛情たっぷりのコメント。さらに、「オレもいつか結婚したい。山ちゃん(山里亮太)に負けたら終わりだ! あのクソ野郎には負けん! 東京タワーに誓いました」と勝手に宣言した。加藤浩次は「目クソ鼻クソだね」、テリー伊藤は「山根はムダづかいしないから貯めてんじゃないの。6,000万円は持ってます」と悪ノリ。コンビ的には、田中が結婚できないほうが仕事は多いだろう。

●「紅白歌合戦の出場歌手発表! サブちゃんが引退か?!」【ミヤネ】

大みそか恒例の紅白歌合戦。出場メンバーの顔ぶれを見てみると……トピックは「アイドルがさらに増えた」とか、「泉谷しげるの初出場」くらい。それ以上に大きく報道されたのが、北島三郎の紅白引退。今年50回目の出場となり、77歳になることから、「そろそろ卒業してもいいのでは。演歌の後輩に譲りたい」という意向があるらしい。真偽は分からないが、今年は歌よりも、『あまちゃん』コーナーと、滝川クリステルの「お・も・て・な・し」が話題を集めそうだ。

●「中村うさぎ、心肺停止から3カ月で、顔が激変!」【ノンストップ】

独占出演した中村は、「もうおかげさまでメキメキと回復しています。ほとんど病室で生活していますね。ベッドから出るときは車椅子」と気丈にコメント。しかし、ステロイドの副作用で顔のむくみがひどい。100回超の美容整形をし、昨年も54歳で豊胸手術を行うなど美にこだわりまくってきた中村が、こんな顔をカメラ前にさらすというのは驚きだ。

さらに、「心肺停止が3回、3日間の意識不明。でもなぜか自力で生き返って、その生命力に驚いた」「美魔女の行き着く先に何があるのか見てみたい。でも生きているのが一番」「書かないと自分の価値がないような気がしてしまうし、せっかく死にかけたのだから、それを書かなければと思う」と神妙な顔で語った。中村は「結婚に必要なのは家族愛」という考えから同性愛者と結婚したが、「孤独に死ぬことがどんなにつらいことか分かったし、家族の絆を考えるようになった」と最後まで毒舌はなし。“キャラ変”確実で、復帰後はどんな活動をするのか興味深い。

●「NHK有働由美子アナに新恋人! 半同棲か」【ミヤネ】

これまでもプロ野球選手、広告代理店マン、公認会計士との熱愛報道があった有働アナ。44歳のNHKエースアナウンサーだが、かつて「結婚のチャンスは何度かあったんです。でも結婚して子どもが生まれたら、私は器用じゃないし、きっと仕事の質が落ちてしまう」と結婚しなかった理由を語っていた。今回はどうなのか?

目撃されたのは駅前のスーパー。内野聖陽似の40代男性に自ら腕を組むなど、楽しそうにお買い物。カゴに入っていたのは、大根、豆腐、椎茸……。さらに輸入食料品店へ行き、「これ買うの!」とイタリア産高級生ハムを買って喜んでいたらしい。そのまま有働アナのマンションへ行き、翌朝まで。家を出たのは、有働アナが早朝5時、男性は10時だったことから、「まるで新妻、堂々手つなぎ愛」と書かれたのだ。

記者の直撃を受けた有働アナは、「この年齢になると『彼氏だから』という縛りはないんですよ。大人の男性と女性ですから、普通に食事したり、親しくすることもあるんじゃないでしょうか。44歳のおばちゃんなんで自由にさせてくださいってこと。結婚とか形にこだわるような年齢ではないので」と余裕のコメント。ワキ汗だけでなく、やはり規格外のアナウンサーだ。

●「海老蔵が長女のお披露目を公言! 松たか子以来か」【ノンストップ】

市川海老蔵が来年3月の公演で長女・麗禾ちゃんのお披露目を明らかにした。海老蔵は、「長女が2歳なんですけど、歌舞伎に興味を持っていて『出たい』と話すわけで、思い切って」「口上はもうできていて、『海老蔵です』とやっている足を出して見えを切って、自分なりのにらみはできている。親バカだけど、『おお』と思うこともある」と嬉しそうに話した。長女の出演が予定されている熊本公演では、ご当地ゆるキャラのくまモンにも出演依頼しているらしく、まさかの共演が実現するかもしれない。

それにしても、かつて歌舞伎の舞台に立った女性は、海老蔵の妹・市川ぼたんの4歳時、松たか子の16歳時の2人だけ。子役を演じるのに不自然でなければ、女性が舞台に上がることもアリらしい。

●「全身がん公表から8カ月、樹木希林が転移を初告白」【ノンストップ】

番組の独占密着取材に応じた樹木が、自身のがんについて初めて語った。「最初に見つかったのは2005年の乳がん。そこから3カ所くらい皮膚に転移した」「治療して2年くらいたったらまた5~6カ所転移してて、何がんか聞いたら『全身がん』と言われた」という。

また、2週間前に検査へ行ったときに、「副腎にも大きいのがあった。『今回は1つしかないですか。ありがたいですね』という感じです。年をとればこういうことはあるから」と話す顔は自然体。放射線治療をしていて、体調は良好というが、予断を許さない状況であることは間違いなさそうだ。

さらに、死への覚悟を尋ねられた樹木は、「常にあります。みなさんはいつまでも生きると思っているんでしょ? いつ何があってもおかしくないし、畳の上で死ねるのは上出来。病院より孫の声が聞こえるところで死にたいですね。彼(娘婿の本木雅弘)は『おくりびと』ですから」と笑う姿は、完全に達観している。ちなみに夫の内田裕也とは、「『何でがんになったんだ』って聞かれたから、『年を取ったからよ』と答えたら、『頑張れよ』と励まされました。優しくなりましたね」というやり取りがあったらしい。

●「20万円チケットも! 一夜限りの桜田淳子復活ステージ」【ノンストップ】

芸能生活40周年を記念して行われたステージは、思い出の地・銀座博品館劇場。ファンの前に立つのは20年ぶり、歌うのは30年ぶりだけに、最前列のチケットは20万円の値がつくなど超満員で、会場に入れなかった人たちが外に集まっていた。

ひさびさの歌声よりも、まず気になるのは、その容姿。今年5月に恩師の葬儀に参列したときは、ぽっちゃり姿でマスコミを賑わせたが、今回はごまかしのきかないキュロットスカートを履くなどダイエットは大成功だったようだ。

12倍という難関をすり抜けて「ズルせずにチケットを手に入れた」クリス松村が、「1人1枚でみんな知り合いがいないから、会場の緊張感がすごかった。『オホーツクから来ました』『ブラジルから来ました』という人もいた」と興奮気味に語る。イベントは、全シングルを一節ずつ歌いながら思い出を話したり、最後に握手会を持ってきたりなど、笑いと涙あふれるものだったという。メディアがこぞって取り上げるフィーバーぶりだが、統一教会の脱会がない以上、芸能界復帰は難しいようだ。

●「マイケル・ジャクソンの失禁、鼻整形、セクシー女性」【ノンストップ】

マイケルに誤った医療行為を施した罪で服役していた元専属医・マーレイ氏が出所し、インタビューに応じた。ところがその話は、とんでもない暴露だったという。

マーレイ氏は、「マイケルは失禁するので、コンドーム型のカテーテルをつけなければいけなかった。マイケルはコンドームのつけ方を知らなかったので、ぼくが教えてあげた。尿漏れがあるから黒いパンツを履いていたんだ」「鼻に入れた人口軟骨の貫通を防止するため、テーピングをしていた」と衝撃のコメント。さらに、同性愛や幼児性愛については、「すべてを話すことはできない。ただ言えるのは、僕たちは一緒にセクシーな女性の写真を見ていたよ。彼は茶髪の細身が好きみたい」と口を濁した。

マーレイ氏は、「マイケルは子どもたちとともに私を家族と言ってくれた」とも語っていただけに、「いかに自分とマイケルの絆が深かったのか」を言いたかったのだろうが、その内容がひどすぎた。設楽統は、「『ぼくが殺したんじゃない』と言いたいのかもしれないけど、何で今さらこんなこと言うの?」、神田うのも「サイテーの男!」と猛批判していた。

●「SNH48電撃移籍から1年、宮澤佐江の上海奮闘記」【PON!】

2012年8月の移籍発表後、「ビザが発行されずお披露目公演に参加できない」などつらい日々が続いていたが、先月ようやく上海の舞台に立った宮澤。選抜総選挙でも10位に入った人気メンバーだけに、この日は生出演して、現地での奮闘ぶりを語った。

ダンスレッスンでは現地メンバーをリード。先生からダメ出しされるメンバーに、「私は悔しいです……」と涙ながらに話すなど、とにかくアツイ。さらに、今年1月のお披露目公演前、壁にもたれかかり、イスに座るメンバーを「ステージ上だけうまくいけばいいというわけではない」と叱りつける。当時の映像を見た宮澤は、「中国の人は『人前で叱られるとプライドが傷つく』ということを知らなくて、今となっては勉強不足だったなと思います」と反省。どこまでもマジメな宮澤は、「言葉がしゃべれないので、行動で示すしかないんです」と真摯な表情で話したが、最後には「メンバーとは仲がいいので、打ち上げとかしています」と笑った。持ち前の人情と熱っぽさは、中国人にも通じるのか?

一方、番組レギュラーの小嶋陽菜は小声で、「すごいな……。歌詞とかも覚えなきゃいけないでしょ」と他人事。上海だけでなく、日本での番組や舞台にも出演するなど、精力的な宮澤を遠巻きに見るだけで、らしさ全開だった。

●「尾上菊之助に第1子。“空気の読める”跡継ぎ誕生!」【スッキリ】

妻の瓔子(ようこ)さんが28日17時57分に出産。2928グラムの元気な男の子だった。菊之助の父・尾上菊五郎にとっては、初の内孫で待望の跡取りとなる。出産時間と公演が重ならず、菊之助が立ち会えたことについて、加藤浩次は「空気の読める子ですね」と笑った。

菊之助夫妻は、今年2月26日に式を挙げ、7月には妊娠を発表。9月に予定していた披露宴を来年5月に延期するなど、出産に向けて万全の態勢を整えてきた。つまり来年の披露宴は、親子3人での晴れ姿が見られるのだろう。

今年は3月に市川海老蔵の長男・勧玄(かんげん)君が誕生するなど、歌舞伎界は跡継ぎブーム。訃報が続いたつらい時期を完全に乗り越えた。


歌舞伎界の「跡継ぎ誕生!」は、何十年も前から報道されていたが、この数年間で一般タレントの妊娠・出産報道が一気に増えた。この日もスザンヌが妊娠8カ月の「マタニティフォト」を公開。妊娠発表や出産報告だけでなく、「何かとネタ提供していかなきゃ」という意図は明白だ。

そもそも「チヤホヤされているうちに、落ち目になる前に結婚して“主婦タレント”に」「数年後に出産して“ママタレント”に」という流れがあり、結婚は早まるばかり。この流れに乗れないと、“行き遅れタレント”としてキャラ化されてしまう。今や無理矢理でもキャラを作らなければ、どこにも出られない。

きむら・たかし

コラムニスト、芸能・テレビ評論家、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブにコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴1000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。