「お手すき」という言葉はビジネス上の電話などでよく利用されていますが、なんとなく意味はわかるものの、あまり自分では使ったことがないという方も多いのではないでしょうか。そこで今回はマイナビニュース会員を対象にアンケートを実施し、「お手すき」という言葉をどのように利用しているのかを調査してみました。



Q.「お手すき」という言葉を使っていますか?

よく使っている 13.4%
使っている 17.6%
あまり使っていない 31.2%
使ったことがない 37.8%

■使っている人の意見

よく使っている
・「上司に質問をしたい時」(25歳女性/商社・卸/秘書・アシスタント職)
・「電話をかけた際「○○さまお手すきでしょうか」と言います」(34歳男性/機械・精密機器/営業職)
・「メールを送り、返信の際のお願い言葉として使う」(30歳女性/食品・飲料/事務系専門職)
・「そこまで至急でない案件の確認をお願いするとき「お手すきの際で結構ですので……」と」(35歳男性/学校・教育関連/事務系専門職)

使っている
・「取引先との電話で「〇〇さん、お手すきでしょうか?」とたずねるもしくはたずねられると時に使う」(24歳女性/小売店/販売職・サービス系)
・「大至急ではないけれど遂行してほしい業務であったり、時間を取ってほしいことがあるときに「お手すきの際で構いませんのでよろしくお願いします」などと使います」(34歳女性/団体・公益法人・官公庁/技術職)
・「忙しいか確認するとき」(42歳男性/電機/技術職)
・「多忙な方に依頼するとき」(45歳男性/医療・福祉/専門職)

■意味は?

「お手すき」とは「お手隙」「御手隙」「お手透き」などと書く場合もあり、手があいている状態を意味しています。主にビジネス用語として用いられており、相手の忙しさを配慮しながらこちらから何かを頼む場合などに「○○さんはお手すきでしょうか?」などといったように使われます。目上の人や取引先の人などに電話をかける場合などに使われるのが一般的で、基本的に急ぎでない用件の場合に用います。逆に急ぎの用件のときに利用すると、相手の手があくまで待つことになってしまいますから注意しましょう。

今回の調査結果で「お手すき」を使っていると答えたのは31.0%でした。特に仕事中に電話をかける事務職や営業職の人が多く使っており、年齢幅も幅広いようです。今まで電話等で「お手すき」を利用したことがないという方は、これを機会に日常的に取り入れてみてはいかがでしょうか。

調査時期: 2013年11月11日~2013年11月13日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性222名 女性278名
調査方法: インターネットログイン式アンケート