総務省及びオープンデータ流通推進コンソーシアムは11月28日、総務省が実施しているオープンデータ実証実験においてオープンデータ化される様々な公共データを活用したアプリケーションの開発を一般公募により行うこととし、優秀アプリケーションについて表彰を行う「オープンデータ・アプリコンテスト」を開催すると発表した。

「オープンデータ・アプリコンテスト」Webサイト

総務省では、平成24年7月にIT総合戦略本部において決定された「電子行政オープンデータ戦略」に基づき、平成24年度からオープンデータのための技術・データの利用ルールの確立、オープンデータ化のメリットの可視化等のための実証実験を実施している。

平成24年度の成果の1つとして、情報流通連携基盤の仕様書(第1版)を策定し、意見募集の実施を開始。本年度においても、引き続き、実証実験を実施しているが、民間における公共データの活用を促進するため、実証実験でオープンデータ化された公共データを活用したアプリケーションの開発を一般公募により行うこととし、この度、「オープンデータ・アプリコンテスト」を開催する。

同コンテストでは、応募のあったアプリケーションについて、オープンデータ流通推進コンソーシアムの利活用・普及委員会において審査を行い、優秀なものについては、平成26年3月13日開催予定の第4回同委員会において表彰を行う。

応募資格は、個人、グループ、法人を問わず、誰でも応募可能。また、ひとりの応募者が、複数のアプリケーションを応募することも可能。

主催は、総務省及びオープンデータ流通推進コンソーシアム。共催はエヌ・ティ・ティ・データ、富士通、日本アイ・ビー・エム、エヌ・ティ・ティ・データ経営研究所、パスコ、横須賀テレコムリサーチパーク、ウェザー・サービス。