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PC-BSDブログにウィークリー報告の最新版が公開された。PC-BSD 10.0向けに提供されているPBIパッケージの作成が進み、400個ほどに到達したことが報告されているほか、PCDMのアップデート、テキストインストーラへZFSデータセットオプションの追加、10.0 Ports CollectionへGNOME 3、MATE、Cinnamonのマージ作業を進めていることなどが報告されている。

FreeBSDのPorts CollectionにはGNOME 3に関連するいくつかのソフトウェアは登録されているが、まとまった成果物としてのGNOME 3は登録されていない。GNOME 2系の最終リリース版となるGNOME 2.32が登録されている。GNOME 3系を採用せずにGNOME 2系を採用し続けているディストリビューションも存在しており、その場合にはGNOME 2.32が採用されることになる。今回GNOME 3、MATE、Cinnamonのマージ作業が進められていることは注目に値する。最近のディストリビューションはこうしたデスクトップ環境をデフォルトで採用しているものがある。

PC-BSD 10.0が提供しているテキストインストーラはパワーユーザ向けのもの。今回、ZFSのデータセットオプション機能が追加されたことで、テキストインストーラからインストールする場合でもZFSのセットアップが実施できるようになった。